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件名 パッチワークキルト展「古布との語らい―河瀬かず江と仲間たち」

 河瀬氏は油絵を趣味としていました。1978年(昭和53)生まれた子供に難病があり、入院生活が続くようになって、油絵を続けることができなくなりました。たまたま美術館で目にしたパッチワークに惹かれ、病院で付添いの合間に自分流のパッチワークキルトを作るようになりました。夫の転勤で1982年(昭和57)東京に移った時、藍染めキルト作家の黒羽志寿子氏に師事しました。また、障がいのある転入児童を確認に来た福祉事務所職員が河瀬氏の作品を見て生涯学習講座を企画し、翌年から指導者となりました。1995年(平成7)米子に帰り、NHK文化センターや公民館などで指導し、現在河瀬かず江パッチワークキルトサークルを主宰しています。河瀬氏は、個展・グループ展の外に、展覧会等にも出品し、毎年高い評価を得ています。  河瀬氏の扱う布は山陰の絣が中心です。藍染めの絣は地味であるが飽きることがありません。大正・昭和期に家族のために心を込めて織られた思い出の布であるだけに、端切れとなっても、1.5㎝の幅が残れば作品に縫込み大切に生かしています。作品は生活の中で感じた自然、風景、幼いころからの心象風景がデザインされ、どこか懐かしさにあふれています。     

 本展では、東京国際キルトフェスティバル受賞作品の「宇宙に還った愛しきもの」・「生命その輝き」・「さあ!銀河への出発」・「風の音色」をはじめ教室の皆さんの作品も含めて70点を展示・紹介しています。河瀬氏の壮大なパッチワークキルト作品から、過去との対話、未来への希望を感じていただければ幸いです。


出演者・内容など 
開催日時:2017年09月01日 9:00 ~ 2017年10月29日  17:00
会場:祐生出会いの館(緑水湖畔)
住所:〒683-0343 西伯郡南部町下中谷1008
会場電話:0859-66-4755
チケット:一般:300円(240円) 高校・大学生:200円(160円)※( )は15名以上の団体
備考:
主催者:祐生出会いの館
主催者電話:0859-66-4755

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