あげそげコラム

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コラム掲載号:20170714

市民オンブズ鳥取の総会が

 オンブズマンという言葉を聞いたことがある人は多かろう。筆者も勿論その必要性は痛感しつつも、米子市で活動され実績を上げておられることは不勉強ながら知らなかった。

 市民オンブズ鳥取の定期総会(二十三回目)が七月二十二日(土)13:30~ビッグシップ3階第1会議室で開かれる。

 また、13:40〜14:10 講演がある講師は鳥取県議会事務局次長兼総務課長中山みゆきさん。演題は「政務活動費の制度と変遷について」14:10〜14:30質疑・意見交換となっている

 

この会は「地方自治体、地方公共団体などの、不正・不当な行為を監視し、その是正を求める」のが目的であり、そのために情報公開を求める活動、その多必要な活動を行うとなっている。企業から地方公共団体にかなりの金額を返還させた実績も持っている。

このような監視機能が有効に働いて、地方公共団体などの活動が緊張感をもってスムースに行われるのに役立つのだろう。

 定期総会にはだれでも参加できるそうだから、関心のある方は参加してみてはどうだろう。市民オンブズ鳥取問合せ0859-34-1996

 

 

来年大山開山千三百年

 

 今年は大山開山千三百年のプレ・イヤー。今年から様々な催しがこれを謳って開催されている。

 米子錦ライオンズクラブが米子市教育委員会・山陰歴史館と共催で毎年行っている「郷土の歴史教室」も今年で四十四回目を迎えて、大山寺を舞台とした。

 参加は市内の小学校生徒四~六年生で、募集開始後一週間で定員オーバーとなる人気ぶり。早くも満員締め切りとなって、来年の企画をお楽しみに…という所だが、ご参考までに概略をご紹介しておきたい。

 七月二十七・二十八日の二日間、大山寺宿坊「山楽荘」での宿泊体験付きで、大山寺の歴史を学習する。

初日は大山寺宝物館―大山寺―大神山神社―寂静山―山楽荘に帰り昼食後は座禅と写仏、夜は米子市児童センター笹尾指導員の「夏の星と星座探し」「けん玉にチャレンジ」と盛り沢山。一泊して翌日は、「清掃と草取り」の奉仕、大型バスで「みるくの里」へ。午後は横手道散策。帰着は16:30予定。

 四年前、やはり大山寺での歴史教室も好評だった。そのアンコール充実版でもある。

 夏休みの自由研究に最適で、作ろうと思えば各自撮影した写真を使って模造紙に報告書を作る人もいるようだ。

 山陰歴史館では参加の生徒が各自書いた感想文に写真を付けて記録集を作り、各方面に報告することにしている。  

(河中信孝)

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