7月2日江府町にある「道の駅奥大山」で元よしもとクリエイティブ・エージェンシー専務取締役を経て株式会社モダンボーイズCOOをされている竹中功さんと江府町観光協会の遠藤真吾さんと道の駅奥大山エヴァンジェリスト(伝道師)の上野真さんが「Theトークバトル」と題し「道の駅も人が商品」というテーマで対談をされました。
開始後数分は自己紹介やお互いの仕事について。
竹中氏は吉本興業入社後様々なプロデューサーとして活躍され、よしもとNSCの開校などに携われた後、コンプライアンスリスク管理委員長として芸人の謝罪会見をする立場に立たれる。2015年退社。そのときの経験を生かして「よい謝罪」をはじめ著書を出版されています。
さて今回のトークバトルの要点として
①人の魅力を生かした差別化の大切さ
②観光客の重要性
③コミュニケーションの場作りの大切さ
の三つがあげられる。
一つ目の人の魅力を生かした差別化の大切さ
「日光で女将さんから話を聞いていてたくさんのお客様がうちの旅館を使ってくれているのに隣の旅館から同じ商品で同じ値段の饅頭を買ってくる。」という。なぜそうなのかを推測するのが大事であって、何か接客や気持ちいい事があったからそちらの店で買ってくる。その差別化をすることが大事。道の駅でもその差別化を図る必要がある。他人に紹介するぐらいのサービスに至るには接客が大事であり、人との接客はその店の商品になる。 さらに差別化をした魅力を情報発信する事が大事。人の魅力を発信していく必要がある。
二つ目の観光客の重要性
一度きた観光客にリピーターになってもらうのは初めての観光客を捕まえるよりも10倍以上効率的。
それは劇場でも一緒であって、町中で配る場合と劇場で配る場合で町中で配っても10人に一人がとってくれば良いが、劇場で配る場合は10人中10人が受け取ってくれる。
その情報に関心を持っているからである。
社会や会社は新規を捕まえることを重視するがリピーターを大切にすることが何よりも大切。それは地方でも一緒であって来てくれた人を大切にする事が大事である。
(文責=片岡 薫哉)
後編は近日公開いたします!お楽しみに!