あげそげコラム

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コラム掲載号:20170707

夏色の弦奏 ~津軽三味線と筝~

 境港市在住の筝奏者・門脇京子さんと神戸市出身の津軽三味線奏者・久保比呂詩さんのコンビは境港ではお馴染み。

 曲目は久保さん作曲の「いにしえの光」青窈の歌で耳慣れた「ハナミズキ」「津軽じょんがら節」といえば久保さんの津軽三味線、聞き逃せまい。

 

七月十二日(水)19:00開演(18:15~開場)米子コンベンションセンター・ホワイエ。チケット七百円(1ドリンク&フード。ワイン・珈琲・紅茶など。車でのご来場者は要注意)250席限定。チケットはコンベンションセンターで。問い合わせ0859-35-8111

アートギャラリーで境港市在住の遠藤恵裕さんの水彩スケッチ展~ブログ「サンデーKUぼちぼち絵日記」原画展~と題しての展示。

 

労音7月例会はピアノ

 フランス・ピアノ界の永遠の貴公子と呼ばれるパスカル・ロジェ。

日本の歌謡曲界でいえば北島三郎クラスだという。どうして?信じられない?ギャラから言って無理でしょ…

それが縁あって彼を米子に引き寄せたのは、クラシック愛好者のマナーと質の高さによって米子は演奏しやすいステージだとの定評のおかげだと言えよう。彼は一九七一年ロン=ティボー国際コンクールで優勝。一躍脚光を浴び、国際舞台で精力的な活動を開始する。

 美しい音の粒と優雅で繊細なフレージングで他の追随を許さない確固たる地位を確立している。

 

 七月十一日(火)18:45開演(18:00開場)米子市文化ホール。ラヴェル:ソナチネ/ プーランク:ナゼールの夜会。サティ:ひからびた胎児ドビュッシー:前奏曲集第1集など。

≪会員月額≫一般二千円、学生千五百円、高校生以下八百円、親子 二千三百円(高校生以下、子一人増すごとに三百円)当日新入会可。※新入会の方は入会金千五百円と会費2ヶ月分が必要。問い合わせ0859-34-3173

 

福島原発無罪を主張

 福島第一原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力の勝俣恒久元会長ら3人の裁判が三十日、東京地裁で始まった。裁判では、3人が原発事故につながる大津波の襲来を予見できたかが争点となるが、午前中行われた罪状認否で、被告3人は事故を予見することは不可能だったとして無罪を主張した。

 02年に政府の地震調査研究推進本部が出した「三陸沖に巨大津波が発生しうる」との長期評価に基づき、東電が08年に高さ15・7メートルの津波の試算をしながら、なぜ対策を講じなかったのか。裁判の行方が気がかりだ。

(河中信孝)

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