あげそげコラム

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コラム掲載号:20170630

市民劇場7月例会は劇団俳優座

 昭和二十年終戦・食糧難、この年は半世紀に一度の大凶作だった。

信州の里山べりにある庄屋、望月多聞はこの地の村長であり、名士であった。望月家には子供たちや家族が帰ってくるが、望月家の後継ぎである二男の二郎はまだ帰ってこない農地改革や公職追放などおびえる男たちを尻目に女たちは農作業に精を出していた

作・斎藤憐(紀伊国屋・鶴屋南北ダブル受賞)が俳優座の最高スタッフ・キャストで新劇の真髄に迫る。

米子市民劇場例会七月八日(土)開演18:30~米子市公会堂大ホールで。当日入会可問合せ0859-33-8695近隣日程は松江九日15:30~出雲十日18:30~。

 

 

太陽光発電元気ですか

 

 クリーンな発電方法として脚光を浴びる太陽光発電。導入が容易でメンテナンス・フリーとされ、固定価格買い取り制度が施行されて急速に拡大した。しかし一方で、工事のやり方の不良による事故や火災が相次ぎ、消費者庁が事故調査に乗り出している。また法律改正に伴い、家庭用も含め、計画的なメンテナンスが求められるようになった。様々な原因で発電量が低下している場合もあるとか。

そこで、自然エネルギーセミナー「あなたの太陽光発電 本当に大丈夫?」を開催。

七月五日(水)セミナー14:0016:00講師:加藤和彦さん(国立・産業技術総合研究所太陽光発電研究センター)研究の傍ら仲間と「PVRessQ!=太陽光発電レスキュー隊」を立ち上げ、太陽光発電システムの不具合調査や啓発活動も行っている。セミナー終了後 30分程度相談会あり。

場所は県立米子産業体育館・中会議室(431号線・本の学校向かい)定員七十名当日先着順、参加無料。問合わせ未来のエコラ上園メールuezono@ecola-tottori.org090-3266-9506

どんな故障・事故事例があるのかを学び、対策を考えるセミナーです。すでに太陽光発電を設置されている方だけでなく、これから検討されている方も必見。

☆翌日6日は鳥取市で。

 

 

言論の自由度日本は?

 

 日本の言論の自由度は「国境なき記者団」では世界百八十カ国のうち七十二位で、G7の中で最下位だという。数日遅れて、米国NGO「フリーダムハウス」が「報道の自由度」を発表し、日本が全体の四十四位とランク付けた。七十二位と四十四位、かけ離れているが、どちらにしても良くはない。

 本欄で筆者は様々な意見をご紹介しているが、政権側の見解は新聞にあふれているのにそれに対する異論は取り上げられることが近年少ない。筆者ごときがこのバランスをどうかしようなど烏滸(おこ)の沙汰だが、本来はもっと多くのメディアで多様な見解が提供されるのが必要だと思う。

 

(河中信孝)

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