あげそげコラム

一覧はこちら

コラム掲載号:20170616

「ケロポンズ」ら四人米子へ

 テレビでおなじみの二つのグループ4人が二年ぶりに米子にやってくる。

 十八年前に結成され、当初は「チャランポラン」と名乗っていたが改名。蛙の好きな増田裕子さん(国立音大を首席で卒業)が「ケロ」以前からポンちゃんと呼ばれていた平田明子さんで、「ケロポンズ」となった。増田さんはソロ活動もありソロアルバムも。出版も歌付きの『ケロちゃんえほんシリーズ』をはじめ多数。平田さんは安田女子大学児童教育学科卒業、ボーカル・作詞・作曲、ピアノ、パーカッション、ウクレレ、リコーダーが得意。

 「ロケットくれよん」は山口隆・高田さとしの二人組。二人は保育士で子供たちのつぶやきに曲をつけてオリジナルソングを作り始め、十三年前に結成。

 歌って踊って体操して、笑顔いっぱいのステージを展開する。

 

 

 六月二十五日(日)14:00開演。米子市文化ホール・メインホールで。入場料大人三千円、中学生未満千五百円(三歳未満でも座席必要なら有料)当日券は+五百円。全席自由。入場券は「米子にみんなを呼ぶ会」春名090-8359-5299本の学校、今井書店錦町店、今井書店グループセンター店(松江)など。ビッグシップ前駐車場・イオン米子駅前駐車場を利用される方は無料処理が出来る。

 

ツバメが4羽巣立つか

 我が家の車庫に巣を営んでいるツバメの夫婦。今、4羽の雛にせっせとエサを運んでいる。3羽は大きく育ち、巣から身を乗り出して、親ツバメの帰るのを待ち構えているが、4羽目は兄たちに押されてエサにありつく回数も少なかったようで一回り小さく、3羽の斜め後ろに控えて、おとなしくしている。優勝劣敗の差別は厳しいものがあると、可哀そうな気もする。

 しかし、4羽に均等に餌を与えて、全滅するよりは、餌の争奪戦に負けない強い子を確実に育てようとする本能なのか、生存競争の厳しさに感じ入るばかりだ。

 我が家のツバメは、ここ近年、子育ての失敗続きだった。卵のうちにカラスにやられたり、卵を産む前にせっかく作った巣を、油断して停めた車の屋根を足場に飛びついた猫に壊され、補修しても再び壊されて断念したりと、悲哀を嘆いた。

 今年は車の駐車位置を工夫し、猫の嫌いな電波を放射して猫を寄せ付けない「ガーデンバリア」という器具を買い求めて設置した。

 その効果あって今年の子育ては至って順調。

 糞を落として汚れるからとツバメを歓迎しない宅もあるようだが、種の保全の意味からも、立派に育ってほしい。親が、おっかなびっくりの子に、巣立ちの指導をする健気な姿を今年も見たいものだ。

   (河中信孝)

↑ページ上部へ