あげそげコラム

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コラム掲載号:20170317

ライフタイム


 長男が生まれて三年

それは同時に、パパ歴三年を意味する。 三歳になった長男と過ごしていると、自分の小さい頃もこんな感じだったのかなぁと思う。 自分の小さい頃の記憶なんてほとんど忘れてしまっていて、幾つか薄らと覚えている事も恐らく時間軸が違っていて、もう少し上の歳の出来事なのではないかと思っている。

 三歳の頃、何をしていたか今となっては思い出せないけど、子供と触れ合っていく中で分かったことがある。 きっと自分もこうやって、親や周りの人達に大事に育てて貰ったのだなという事だ。

きっと他の親と同じように、子供が熱を出れば狼狽えて心配して、寝返り一つに喜んで、

イベントがあればじいじとばあばも総動員で駆けつける。そうやって育ててもらったのだろう。

 三歳の頃の自分も、泣き虫で甘えん坊で、鼻たれで、戦隊ヒーローに夢中な子供だったことだろうと、きっとそうだったに違いないと、うちの三歳児を見て思う。育てているようで、逆に子供から教わっていることも多いかもしれない。

 パパ歴三年、二児のパパ歴一年、まだまだ新米である。家庭での主な仕事はママの補助と子供の遊び相手。もちろん不安もある。自分の時とは時代が違う。この情報社会の中で、どんな風に育っていくのか心配でもある。学校で上手くやっていけるかな、反抗期はいつ来るかな、いつまでパパと遊んでくれるかな。

 

でもそれ以上に楽しみである。

 どんな風に成長していくのかな。 

 

運動会が終わって。次は七五三。ランドセルの頃にはパパ歴六年か、先は長いぞ。一緒に楽しませてくれよ、どこまでも。

 

(まと)

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