あげそげコラム

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コラム掲載号:20170303

人の優しさにふれた大雪


 

 今年はかなり雪が積もりましたね。みなさま大丈夫でしたでしょうか?私は今回の大雪でたくさんの人に助けていただき感謝でいっぱいの日々でした。

 

 

〜はじめての大雪〜

 

 思えば今から6年前大阪から鳥取市に引っ越してきた年。大晦日の朝起きてドアを開けようとしたら、あまりにも雪が積もっていて玄関が開かない!主人がなんとか脱出して玄関の前を子供用のスコップで雪かきし、ようやく外にでることができた、という出来事がありました。雪が積もることなんてめったにない大阪から引っ越してきた我が家にとってはじめて雪の大変さを目の当たりにした年でした。

 当日は大阪から遊びに来た主人の両親を迎えに駅まで行ったのですが、雪道なんて運転したことがない私たちはさっそく車が雪にはまって立ち往生。困っていると見ず知らずの方が車をとめてスコップ片手に降りてきてタイヤまわりの雪をかいて助けてくださいました。主人の両親と「鳥取の人ってすごく優しいね~」と感激して話していたことを思い出します。

 

 

〜6年ぶりの大雪は感謝の日々でした〜

 

 今回私にとって6年ぶりの大雪でしたが、人の優しさにふれる出来事がたくさんありました。

 主人が不在で大雪に困り果てながらも子供たちの送迎におわれ、常に雪かきをしては車で外出していた私ですが、1回目の大雪のとき何度も家の前で車が動かなくなり困っているとご近所さんがスコップをもって助けてくれたり、運転を変わってくれたり、ととてもよくしていただきました。

 そして前回の大雪からそんなにたたないまま今年2回目の大雪。そんな日に限って予定はギッシリ。朝から雪かきしてなんとか車を出したものの長時間留守にしていたので帰っても車を駐車場に停められるだろうか、また家の前で立ち往生してみんなに迷惑をかけるんじゃないか、と不安でしたが、お向いさんから「駐車場一台分だけですが雪かきしておいたので帰ってこられると思います。また動かなくなったら言ってください。」というメールが。そのメールになんて優しいんだろう!とビックリ!感激。そして、帰ってきたら今度はお隣さんが我が家の前を雪かきしてくださっていて、またまたビックリ! 「こんなときは自分の家もよその家もないんで。おたがいさまですから。」と言ってくださいました。涙・涙・涙。

 こんな大雪、自分の家だけでもものすごく大変なのに。それに私なんてなんにもしたことがないのに、全然おたがいさまじゃないです。

 雪はものすごく大変でしたが、ご近所さんの優しさにふれて心が温かくなり感動しっぱなしの日々でした。そして、私もこんなふうにしてあげられるようになりたいな、と思いました。

 人の優しさに気づかせてくれた大雪、大変でしたが悪いことばかりではなかったです。 

 

Bebimaship(ベビマシップ)

渡辺久美

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