世は国際化の時代、国際理解を深めるにもさまざまなアプローチがあろう。
今回の「ハローほうき国際交流連絡会」のワークショップは「写真で学ぶ・地球の食卓」
二人の米国が突撃取材した写真集『地球の食卓―世界24か国の家族のごはん』を元に作られた教材がテキストとなる。人種も職業もバラバラ。食卓に家族と1週間分の食材を並べた写真や食材店・食堂などの写真のうち数枚を活用する。さて、その食卓の中から、何が浮かび上がるのか。
食を通じて 様々な暮らしや文化について知り、自分のライフスタイルやグローバルな問題を考えてみる、そんなきっかけになるような、ワイワイがやがやのワークショップにしたい。
一月二十二日(日)13:30~15:30ふれあいの里(米子市錦町)ボランティア研修室2。 講師定光香さん定員三十名無料。申し込みhello.hoki.kokuren@gmail.com・ホームページFacebook(ハローほうき国連で検索)参照。電話090-5375-0716
主催ハローほうき国際交流連絡会。
李政美人権セミナー
妻木晩田応援団でもおなじみ李政美(イ・ジョンミ)さんが豊かな国際経験を生かした人権セミナー&ライブを開く。
内容は歌・お話ともイ・ジョンミさんにお任せだが、きっと目から鱗の話になるだろう。
明日一月十四日(土) 12:30開場13:00開演。
米子市文化ホール・メインホール。歌・語り李政美。サポート=竹田裕美子(ピアノ)、矢野敏広(ギター&マンドリン)入場無料。主催鳥取県・NPO法人ひまわり倶楽部。問合わせ0859-35-5080
核から撤退できない理由
まぐまぐで「週刊 Life is beautiful」を書いている中島聡氏によれば、この段階でも核から手を引けないのは「結果から言えば…(福島第一での事故で)原発は決して安くないことが明確になったし、核のリサイクルは破綻しているので、本来ならば『核のリサイクルはあきらめた、原発からも順次、手を引く』と宣言しても良いタイミング…しかし、米国の原発ビジネスを引き取る形で東芝・日立・三菱重工の三社が原発事業に大きく依存するようになってしまっているし、「国策」に従って原発に投資してきた電力会社も、天下り先を大量に作ってしまった官僚たちも、「引くに引けない」状況になってしまっている…高速増殖炉の実用化の目処が立たなければ、核のリサイクルも成り立たず、日本が備蓄してきた五十トンものプルトニウムは破棄すべき、という外圧が強くなることは明確…」決断できる政権が作れなければ、庶民は自然エネルギー無視の無駄な苦労を強いられよう。
(河中信孝)