今年度開館40周年を迎えた米子市美術館では、コレクション企画展として、収蔵作品をジャンル別に、［Ⅰ期＝写真編］、［Ⅱ期＝版画編］、［Ⅲ期＝洋画編］、［Ⅳ期＝彫刻・日本画・書・工芸編］の４期にわけて年間を通して紹介しています。
１月21日（日）から始まる「洋画編」では、東京美術学校（現・東京藝術大学）で学び、郷土の芸術文化の復興普及と向上を願い結成された「麓人会」の発起人のひとりである香田勝太（こうだ かつた1885〜1946／日野郡溝口町［現・西伯郡伯耆町］出身）や香田に影響を受け画家を志し、日展審査員・評議員・参与を歴任した笹鹿彪（ささか ひょう1901〜1977／米子市出身）など丹念に調査研究を続け掘り起こしてきた郷土ゆかりの洋画家の作品や地元の豊かな自然や風物を題材にした作品などの名品を選りすぐって紹介します。
【同時開催】 鳥取県アートミュージアム連携協議会共同企画展
「DRAWING ADDICT!! ハマる素描」
コレクション企画展と同時開催の「DRAWING ADDICT!! ハマる素描」では大々的に取り上げられる機会が少ないながらも、描いた人の思考や内面がダイレクトに描き残された、いわば美術家に最も近い存在の素描の魅力に迫ります。
鳥取県アートミュージアム連携協議会の共同企画展として、鳥取県立博物館、鳥取民藝美術館、倉吉博物館、日南町美術館、米子市美術館の所蔵品を中心として、素描の多彩な側面を紹介します。
紙に残された美術家の生々しい手の痕跡をご堪能ください。
【関連事業】
◎学芸員によるギャラリートーク
２月３日（土）、２月17日（土）午後２時〜
◎おやこでアートじかん
（対象＝未就学児とその家族など） 会期中毎週月曜日、午前10時〜正午
（米子市美術館）
| ◆会期 | １月21日（日）〜２月18日（日）［水曜日休館］ |
| ◆時間 | 午前10時〜午後６時（最終入館は午後５時半まで） |
| ◆会場 | 米子市美術館（米子市中町１２／電話０８５９-３４-２４２４） |
| ◆観覧料 | 330（270）円（２つの展覧会がご覧いただけます） ※（ ）内は15名以上の団体、Feel友の会・米子市歴史館友の会会員の方、 とっとり子育て応援パスポート、しまね子育て応援パスポート、 鳥取県ミュージアム・ネットワーク加盟館チケット・年間パスポートなどを ご持参の方の料金 ※大学生以下の方、７０歳以上の方、障がいのある方（付添1名含む） 及び米子市美術館後援会会員の方は無料 |
| ◆問い合わせ先 | 米子市美術館 ０８５９-３４-２４２４ |
