祐生出会いの館の秋は、布細工手仕事展で始まります。今年は、鳥取県東部地区を中心に活動している三人の作家の協力を得ました。
とっとりキルトクラブの谷口よし子、恩田志津子、林直子の三人は、布遊び、布あわせのパッチワークで意気投合し、「歩布里(ぽぷり)」を結成しました。歩布里とは「布と共に歩み続けて心の里へ…」との三人の思いがあります。作風スタイルは異なりますが、布に囲まれていたいという共通点があります。歩布里は、鳥取県アートの世界展や鳥取キルトフェスティバル等に参加しています。
谷口氏は、現在鳥取市でキルトスタジオ「ひなたぼっこ」を主宰しています。会員の個性を大切にし、好きな配色やデザインを一緒に考え、作品に反映するようにしています。
恩田氏は、職場のサークルで谷口氏に師事してパッチワークを始められました。パッチワークと刺繍の融合で作るクレージーキルトに魅せられ、その魅力に引き込まれました。
林氏は、第一子誕生時におくるみを作製したことから本格的な作品制作を望み、谷口氏に師事して技術を確立させました。作りたいものを自由につくることを信条としています。
この度、95点の作品を展示しました。 それぞれの技法をお楽しみください。
(祐生出会いの館 猪原加代子)
【開催期間】 | 令和5年10月30日(月)まで |
【開館時間】 | 9時~17時 |
【休館日】 | 火曜日 |
【入館料】 | 一般300円、高校・大学生200円、中学生以下無料 |
【問い合わせ】 | 南部町祐生出会いの館 西伯郡南部町下中谷1008 TEL/FAX 0859(66)4755 |