あげそげコラム

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コラム掲載号:20231013

ブックインとっとり2023

 全国各地の本屋さんが、それぞれ都道府県別に、「ブックイン〇〇(県名)実行委員会」を作って、その年の出版物の中から「地方出版文化功労賞」として、優れた出版物を選んで表彰しておられる。

 地方文化のバロメーターのひとつとも言われる、地方での出版活動の重要性に目を向けた「ブックインとっとり実行委員会」では、三十六年前のいわゆる「本の国体」(1987年鳥取県で開催されたブックインとっとり・87年「日本の出版文化展」)を機に「ブックインとっとり・地方出版文化功労賞」を制定し、以来三十六年に亘って、地方と地方、そして、人と文化の交流を積み重ねてきている。その結果今日では、地方出版への激励や奨励として貢献してきたことが全国から高く評価されている。

 毎年の事業として、その年の各県の代表的な地方出版物を一堂に集めて展示する「ブックインとっとり・全国各地の本展」と、地方の出版活動のご苦労に対して鳥取県民が選びそして贈る『地方出版文化功労賞』がある。

 

■ブックインとっとり今年の会期は十一月一日(水)~八日(水)◇会場=境港市民図書館(鳥取県境港市上道3000)

◇開催時間=9時30分~18時30分

■第36回地方出版文化功労賞の表彰式・受賞記念講演会は十一月四日(土)13時30分~オンライン 開催(Zoom使用)

◇視聴=先着70名。

◇視聴申込み=オンライン配信の参加方法等はブックインとっとりのHPまたはFacebookに掲載されている。

 

 実行委員会の組織は、

◎鳥取県名誉会長=平井伸治(鳥取県知事)

◎鳥取県実行委員長=中川玄洋

◎実行委員=藍川多恵子、石原 亮、上田京子、萩原俊郎、齊木恭子、古瀬美保子、野川 聡

◎アドバイザー=齋藤明彦

◎審査員長=齋藤明彦

◎審査員=岩田直樹、上田京子、山脇幸人、小林隆志、岡村知子、松井 潔、村上博美、村瀬謙介

◎事務局=長津田千鶴佳、事務局中尾行雄、小谷悦久、島 秀佳の各氏(以上、敬称略)

 昨年●第35回 地方出版文化功労賞は該当なし。

 同 奨励賞は■『秘傳 鱧(はも)料理 百菜 改訂』著者は朝尾 朋樹(あさお ともき)発行所 京都新聞出版センター  著者略歴=朝尾 朋樹(あさお ともき)氏、元京料亭「馳走高月」店主。

 1945年 兵庫県三木市に生まれる。1960年15歳で岡山「西川荘」にて料理の道に入る。

 1972年 27歳で料亭「土井」の修業を終え、1984年神宮道 京うどん「京菜家」独立開店

 

(河中信孝)

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