あげそげコラム

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コラム掲載号:20230519

GWの帰省

 ゴールデンウィークは兵庫県宝塚市にある実家へ帰省しました。一番の目的は、母の顔を見ること。
というのも、先日、母が坂道で転倒し頭を打ち、後日検査したところ「硬膜下血腫」(頭蓋骨と脳の間に血液が少しずつ貯まっていく病気)と診断。即日手術となったのです。
 母は75歳ですが「入院なんて、出産以来やわ〜」という程の元気印。滅多に体調を崩す事のない母の緊急手術に、家族はびっくり。特に父は不安でたまらなかった様子。
 母が一番落ち着いていたかもしれません(笑)。
 こういう時に、離れた場所に住んでいると、もどかしさを感じるものです。
 私は米子から様子を聞く事しかできず、入院の諸々の準備や手続きなど、両親の近くに住む弟や妹家族に頼りました。
 手術は無事終了し術後の経過は良好で4日間で退院。電話の声もいつも通り。
 でも、やっぱり顔を見ないと心配で、予定にはなかったGWに帰省する事にしました。

 

母の強さ

 

 行きは私の運転で子供3人を乗せて、米子を出発。
 母が好きな『吾左衛門鮓』をお土産に向かいました。
 母はいつも通り元気で、たくさんご飯を作って迎えてくれました。美味しい料理に舌鼓を打ちながら、母の話を聞きました。

 

 

 手術の様子や、主治医の先生が好きな俳優に似ていた事(笑)など、明るく子供達に話す母。時に「えー!怖いー!おばあちゃんすごいー!」と反応する子供達。楽しそうに笑う母を見て安堵すると共に、母の強さを感じました。

 

実家でゆっくり

 

 実家には3泊4日滞在。
 毎晩夜中まで喋ったり、昔私が福娘を務め毎日両親に送迎してもらった思い出のある箕面市の勝尾寺で散策をしたり、母が大好きなネギトロが絶品の上本町の「ほてい寿司」で快気祝いをしたり。 

 

 

 帰省の時にはいつも友達とも会いますが、今回は家族との時間のみでゆっくり過ごしました。
 食いしん坊で元気な子供達を連れての帰省は、母を疲れさせてしまったかもしれませんが、喜んでくれたので、何よりです。
 親孝行はいくらしてもし足りないもの。
 これからも時間を見つけて会いに行き、両親共に元気で長生きして欲しいと願っています。

 

【PROFILE】

田中 友香理(たなか ゆかり)

1977年2月20日生・B型
大阪市出身・米子市在住・フリーアナウンサー・3児の母
☆BSSラジオ『午後はドキドキ!』(月・水)

 

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