パラリンピック（以下パラという）もスペシャルオリンピックス（以下ＳＯという）も、いずれも障がい者にスポーツの場を提供する組織。パラはよく知られているが、ＳＯは主に知的障がい者の祭典だ。ＳＯ・鳥取、ＳＯ・島根は共に表題のコンサートを後援している。
ＳＯを立ち上げたのは細川護熙元総理の夫人佳代子さんで、アスリートはスポーツを通じて喜びを感じ、社会参加や友情を育むことなども目標に含まれる。
「水谷川（みやがわ）優子（チェロ）・黒田亜樹（ピアノ）デュオリサイタル～ＳＯＮＧＳ平和への想い」はその趣旨に賛同して 八月二十一日（日）開場14:30、開演15:00米子コンベンション・小ホールで開かれる。
入場料一般三千円、学生千五百円（限定二十枚）親子四千円（限定二十枚）米子コンベンションで。券は河合楽器米子店、ヤマハパルス米子店、カンフェティにあり。
黒田さん、水谷川さんはいずれもヨーロッパを拠点に演奏活動を行い、国内外の評価も高い。
水谷川さんの祖父近衛秀麿は1937年の戦時下、平和への願いを胸にベルリンフィルを指揮した初めての日本人で、ＳＯも細川家とのつながりから支援してきたという経緯がある。世界情勢が揺らぐ今、平和への想いが黒田・水谷川のデュオから聴衆に届くだろう。問合せ090-1735-7032蔵本
米子シネマはＫＣＩＡ
大統領直属の機関として絶大な権力を振るった韓国中央情報部、通称ＫＣＩＡ。朴正煕大統領が中央情報部長に殺害されたというニューズは世界中に衝撃を与えた……
米子シネマクラブ例会「ＫＣＩＡ南山の部長たち」あさって七日（日）２回上映①14:00～②19:00～会員制だが当日入会可。大人千円、中高生五百円、入会金五百円
2020年韓国年間興行収入第１位。問090-8248-9810
特別企画長崎原爆展
被爆遺品・パネル展示。崩れ落ちた天主堂、敗れた衣服、とけたガラス壜が今もナガサキから平和のメッセージを伝えて来る。開催中～十四日（日）まで。米子市立図書館２Ｆ
長崎被爆者八木道子さんが語る～長崎原爆被爆体験。八月六日（土）15:30～16:30米子市立図書館２Ｆ研修室。いずれも入場無料マスク着用、人数制限有。問0859-35-5123
平和のための戦争展
八月七日（日）10:00～12:50米子市文化ホールで。原爆２世の矢川光則さんが運んだ♪被爆ピアノを囲む集い♪ 問0859-35-5123福嶋
（河中信孝）
