デジタルあげそげ

　はじめまして。私は、米子市で行政書士事務所を営む、原　匡史（はらまさふみ）と申します。普段、お堅い書類しか作らないので、うまく書けるか分かりませんが、初めてなのでお許しください。初回は、私のような士業と呼ばれる仕事について少し紹介させてもらいたいと思いますね。

　「行政書士」のように、最後に「士（サムライ）」の字がつく肩書の職業は、士業とか、サムライ業とか言われています。○○士と名の付く職業は、世の中にたくさんありますが、よく８つの仲間で八士業と呼ばれたりします。（八士業以外の士業の先生方、すみません。）
士業の仕事の共通点は、「生活上の法律的な問題に対して、それぞれの専門業務で解決の手助けをする」職業であることです。「七人の侍」（古い？）ならぬ、８人のサムライ業（笑）ですね。

　知ってる『○○士』は？」と聞かれて真っ先に思いつくのは、『弁護士』かもしれませんね。弁護士は、法律的な事務や問題に対して、オールマイティに対処できる、超有名な法律のスペシャリストです。弁護士・行政書士のほかを、ざっくりと紹介すると、税金の専門家「税理士」、登記と供託の専門家「司法書士」、不動産調査と測量の専門家「土地家屋調査士」、特許の専門家「弁理士」、社会保険と雇用の専門家「社会保険労務士」、船舶と海上交通の専門家「海事代理士」で、計八士業です。

　では、私のような行政書士はと言うと、その名のとおり「行政」との調整役と言ったら分かりやすいでしょうか？県庁や、市役所などで必要となる手続きや書類の作成を、本人に代わってお手伝いすることが、代表的な業務の一つです。例えば、許可が必要なお仕事上の申請（建設業・飲食店営業・産廃業・運送業ほか）や、補助金の申請であったり、生活上必要な、自動車の手続きや外国の方の在留資格の手続きもしたりします。でも、それ以外にも、ここだけでは紹介しきれないほど、結構たくさんありますよ。

　皆さまに、法律や手続きのことでお困りのことがあれば、私たち士業が解決に向けてお手伝いいたします。ぜひご相談くださいね。

　私が所属する、鳥取県行政書士会でも、無料相談会をしています。西部では、米子市・境港市・南部町・伯耆町の各会場毎月１回の開催です。ご活用なさってはいかがでしょうか。（ご参加の方法等、詳しくは市町村報をご覧ください）。

　身近な街の法律家「行政書士」からの第1回目のコラムでした。