あげそげコラム

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コラム掲載号:20220624

永井敏郎画伯絵画展今日から

 悠揚迫らぬ画伯然とした永井俊郎さんの、自らの人生総まくりの個展。無口だが、ふるさと境港を愛し、テーマはやはり港・船が多くて、獲れたマグロの解体や人物画も。大山もたくさん描いた筈だのに貴重な一枚が手元に残る。総数およそ四十点。長男・紳二さんの肝いりで実現した。
水彩展・新協展入選以来連続出展、一九八三年鳥取県展審査員、二〇〇三~〇七年米子美術家協会副会長、九〇歳を超え、二~三年前まで絵筆をとっていた。筆者とはBSSの先輩でお世話になった。

 

今日から二十八日(火)まで。10:00~18:00(最終日は~16:00)米子市美術館第1展示室。
問合せ080-2891-5807

 

 

桂文吾襲名披露公演

 上方落語界の大名跡(みょうせき)六代目桂文吾を襲名した、もと小文吾さん(米子市皆生在住)が、これを記念しての披露公演を開く。
 文吾と言えば四代目は1時間余りかかる落語の大作『らくだ』の口演で名高いが、今回六代目文吾さんも、文吾の名に懸けて、いつか挑戦するという。
 襲名披露公演はあす六月二十五日(土)開場13:00開演14:00米子コンペンションセンター多目的ホール(米子市末広町294)入場料は前売三千円・当日三千五百円。共演は桂文枝、桂小文枝、桂春団治、弟子の桂吾空など。問い合わせ0859-22-7602

 

 

石倉夏世子革作品展

 

 日野町出身のクリエイター・石倉夏世子さんはロック・テイストの繊細さと大胆さが織りなすレザークラフトで知られている。
 魂の呼び声に従って生きる…これぞ彼女の活動源、ブランド名「ソウル・エンジン」の由来である。そして、今年十三年目を迎え、四月に米子市美術館での新協展で米子市議会議長賞を受賞した。

 

 今回の作品展ではカバン、ポーチ、財布、キーケース、イアリング、ブレスレットなど八〇点を出展している。現在開催中、期末に近く六月二九日(水)まで。9:30~18:00(土・日は17:00まで)入場無料。

問い合わせは0859-72-1300

 

 

金子みすゞファン注目

 

 女流講談師・神田京子さんの新作講談「金子みすゞ伝」があさって二十六日(日)14:45からNHK・ETVで放送される「第五十一回講談大会」の中で。(予定は変更あり?)

 

(河中信孝)

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