あげそげコラム

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コラム掲載号:20220603

ウクライナ支援「映画 ひまわり」

 第二次世界大戦下、陽気なアントニオ(マストロヤンニ)と結婚したナポリ女のジョバンナ(ソフィア・ローレン)は夫を戦争に行かせたくない一心で細工まで施すが、アントニオは地獄のソ連戦線に送られてしまう。終戦後も戻らない夫を探そうとソ連に向うが、見つけたのは広大なひまわり畑の果てで美しいロシア娘と結婚し、子供に恵まれた幸せなアントニオの姿だった。

 

 

あす六月四日(土)①10:30~②14:00~2回上映。開場は1時間前。米子コンベンションセンター(小ホール)料金/前売千五百円(3日までコンベンションで)/当日券あり。千七百円。障がい者の介助者は1名無料。

 ヘンリー・マンシーニの甘く切ないテーマ曲に彩られたこの作品は五十二年前公開時、洋画興行ランキング5位を記録したイタリア映画。イタリア本国でもオリジナルネガが消失していて、日本でポジから変換したHDマスターに修復を加え、さらに工夫を凝らして、現時点世界最高のクオリティにした。

ひまわり畑はソ連時代のウクライナの畑で撮影され、ウクライナ支援の映画にふさわしく、会場にウクライナ支援の募金箱が置かれる。ロシアのウクライナ侵攻は非道、戦争は絶対やってはいけない、いかに不幸をもたらすかを改めて痛感する。

 問合せ=山陰映画センター ☎0852-25-5713

 

おちらと庵はガラス展

 

 ガラス工芸家の北里由利さんは境港市生まれ、二十四歳で京都にて陶芸を、三十歳でアメリカの工芸学校で宙吹きガラスを学んだ。三十八歳金沢で研修、その五年後、ガラス工房北里を設立、現在に至る。その間、多数のグループ展、個展を開催。現在、日本クラフトデザイン協会会員。

 

 

精力的な作品作りを続ける北里さんが、三年ぶりに「おちらと庵さえき」で個展を開く。今日三日(金)から六月二十六日(日)まで。およそ五十点は見ごたえ充分

 北里工房でのガラス体験教室。世界で一つのガラスコップ作り、日程や料金など詳細は

電話=0859 -42-5134

 おちらと庵でのガラス体験。箸置き・ペンダント作りは六月五日と十九日(いずれも日曜13:30~・要予約)千六百円で飲み物付き。

 昼食は千五百円(要予約二十食限定)蕎麦定食は予約不要千二百円。

 問合せ=南部町観光協会HP ☎0859-66-2004

   (河中信孝)

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