あげそげコラム

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コラム掲載号:20220107

新春寄席 さなめ壽劇場十日に

 あらたまの年立ち返り、皆さまには良いお年を迎えられたことでしょう。お正月に相応しく、お目出たい話を一席。

 長らく米子市在住の落語家として知られた桂小文吾さんが、去年上方落語の大名跡(みょうせき)「桂文吾」を六代目として襲名、米子に居住しながら一門を率いることになった。

 文吾さんは京都市生まれ、十四歳で五代目桂文吾に入門、小文吾を名乗り、少年落語家として高座に上がる。

 1956年、21歳の時、宝塚新芸座に役者として参加、しばらく落語から離れたが、196530歳で米子市に移り、皆生温泉ヘルスランドに就職して「ラブ小文婆さん」で人気を博した。

 定年後1995年三代目桂米朝の励ましで再び落語家として復帰。 現在、地元のテレビ局や落語会、児童文化センターで子供向け落語教室などで活躍中。

 

 

 正月十日(月・祝)開場13:15開演14:0015:45米子市淀江文化センター(さなめホール)大ホール。入場料大人千円、小学~高校五百円。幼児無料。(前売りなし・当日開場後発売)出演=桂文吾、桂吾空(弟子)わらべ家だい吾・京吾。マジック=ハッピー西村。コロナ対策を万全に。感染状況により内容変更や中止する場合あり。 

 襲名祝いは5月ごろ、後援会を作ってもらって行う予定。問いあわせ0859-39-4050

 

妻木晩田やよい塾あす

 

 むきばんだ遺跡は全国最大規模の弥生遺跡。そして眺めの良い山の上の大規模集落という全国的にも珍しい遺跡だ。NPO法人むきばんだ応援団が作られ、保存活用に頑張っている。

 毎月一回の連続講座「むきばんだ やよい塾」は次回・あす八日(土)14:0016:00本の学校2階多目的ホール。受講料は5回分五千円だが、一回のみ受講は大人千五百円応援団員は千円。

 演題「伯耆古代寺院~上淀廃寺を中心に」講師花谷 浩氏(出雲市弥生の森博物館長=奈良文化財研究所で飛鳥・藤原京・平城京の発掘のほか、カンボジア韓国中国など海外の調査も。)定員・対面講義三十名。ZOOMでのオンライン講義二十名。

 むきばんだ応援団はひとりでも多くの方にこの遺跡の価値や魅力を伝え、大切に思っていただくために市民講座の他、様々な活動をしている。年会費二千円(途中入会も同じ)団員募集中。

mukibanda.oendan@gmail.com問合せ080-1915-6664

    (河中信孝)

 

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