あげそげコラム

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コラム掲載号:20211119

第九合唱団二十一日に「メサイア」

 米子第九合唱団演奏会、今年はG・F・ヘンデル作曲オラトリオ「メサイア」HWV56より…を

オーケストラなし、ピアノ(本田祐美子さん)伴奏で演奏する。

 この曲は演奏時間およそ九〇分の大曲だが、アリアあり、合唱あり、二重唱ありと変化に富み、原語での上演であるため、字幕のスクリーンが付けられ、また語り(井田裕子さん)も入るという。

 

 

 あさって二十一日(日)13:30開場14:00開演米子市公会堂大ホールで。指揮=松岡究(はかる)、合唱=米子第九合唱団。入場料=一般千五百円、高校生以下千円(当日も同じ)。全席自由・コロナ対策で座席数に限りがあり、当日券の販売はなくなることも。ご了解を。

 ロンドンで不興を買い、落ち込んでいたヘンデルに1842年、友人のジェネンズが自作の台本「メサイア」を完成させ、それに基づく作曲をヘンデルに勧めた。ヘンデルは感激して二十二日間で大作を仕上げ、アイルランド・ダブリンで大成功を収めたのがこの作品だった。問合せ0859-31-1266

 

市民劇場は牡丹灯籠

 闇夜に響く下駄の音。カラーンコローンカラーン足のないのが相場の幽霊を下駄の音で登場させた天才三遊亭円朝の怪談噺を、大西信行が文学座のために脚色。杉村春子・北村和夫の名コンビにより上演を重ねた人気作を、演出・配役を一新して上演する。

 十一月二十二日(月)開演18:30米子市公会堂。会員制だが当日入会可(入会金千円と会費二か月分で)目を奪う視覚的表現も取り入れながら、語りを大切に、愚かしくも愛おしい人間の姿を描き出す台詞劇となっている。問い合わせ0859-33-8695

 

おちらと庵今月はKimi工房展

 手びねりの世界・Kimi工房(徳田喜美子=若桜町在住)の作品展が、おちらと庵さえき(西伯郡南部町福成997-44)で開かれている。~二十八日まで(最終日は15時まで)

 

 

 出展は日常使いの器、陶のランプ、陶板、小物はスプーンまでおよそ百三十点。手びねり特有の優しく温かみのある品々は見るからにほっとするオール一点もの。

問い合わせは、0859-66-2004

   (河中信孝)

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