あげそげコラム

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コラム掲載号:20210625

TOKYO2020聖火リレー

  3月25日福島県から始まった聖火リレー。夜半のNHK総合TV「聖火リレー」でランナーの想いや走りに感動している私。

 鳥取県につながれた初日は5月21日(金)。明け方までの雨が上がり、皆生温泉の式典会場にはスタッフ、警察、ボランティア、報道陣など緊張した面持ちで配置され、ボランティアの私は運よく会場前の丁字路に立ちました。会場のマイク音やがいな太鼓の響きを体感し第1走者を間近で見送りました。私は晴れ女、第1走者の小原工さんは晴れ男だそうです♪

 コロナ禍の中、全ランナー走行機会を確保した鳥取県の運と努力はすごい!

 県内聖火ランナー173の笑顔には中学の同級生もいて、写真記事を何度も広げては眺めています。TV放送でその土地や走者エピソードに触れるたびに「人はつながりの中で支えあい生きている」「感謝する」ことの素晴らしさを改めて感じています。

 昨年、「聖火リレーランナーを応募する。春美さんに伴走して欲しい」と友人から依頼があり、応募用紙に一筆書き込みました。発表までの間、伴走する自分をアレコレと思い描くと胸の鼓動が高鳴る日々。結局採用されず何故かホッとした気持ち。

 

実は私。オリンピックを夢見ていた!

 

 オテンバな私は、小6の運動会で8段の跳び箱を跳び、夢は「オリンピックで金メダル取りたい」と卒業文集で公言。中学体操部で跳ね回っていたころ、担任から「オリンピック選手じゃ食べていけん!看護婦になれ」。その声をスルーしたはずなのに高校1年夏、腰椎症で体操断念。通院先の准看護学生と仲良くなり気づいたら看護を学んでいました。

 多くの支えに恵まれ、現在は訪問看護師・姿勢教育指導士・ラジオ体操指導士として「病者の看護」から「病気の予防、健康づくり」に重点を置いてみなさんに接しています。応募したら私、聖火ランナーになっていたかも!?…なんて、クスっと笑む私がいます。

 希望を持ち、夢を膨らませることは自由です。叶わないと決めつけず、たくさんの楽しい思いを巡らせましょう。口角を上げてにっこりの笑顔は人を幸せにする魔法です。 

 

笑(しょう)らいふ
代表=看護師・姿勢教育指導士

熊谷 春美(くまがえ はるみ)

(米子市車尾在住)

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