あげそげコラム

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コラム掲載号:20210205

さよなら ガイナックス シアター

 2014年にSATY東宝で生まれ、七年間頑張ってきた「ガイナックスシアター」がコロナ禍の中、2月末で閉じることになった。
 ラスト映画会は二月二十八日(日)13時~イオン米子駅前店3階がイナックスシアターで映画3作品を上映する。
 映画監督坪井篤史氏(名古屋を映画で一番熱い地にしようとミニシアター・シネマスコーレ副支配人として様々な上映企画やイベントを行ってきた)と映画監督白石晃士氏(九州産業大学芸術学部美術学科を中退したが、大学の映画研究部に残り、自主映画を制作した強者。オカルトやホラーがテーマ。)
 このお二人のトークイベント「さよならガイナックス シアター~地方都市でのミニシアターの可能性~」を14時15分~14時45分に行う。
 これに先立って13時~①坪井監督作品「劇場版シネマ狂想曲」を上映。前述トークイベントのあと、15時~白石監督の2作品を上映する。
 15時~②映画「恋のクレイジーロード」③「恋するけだもの」
①は坪井監督が「みなさんの映画大好きボタンをちょっと押すだけ」という作品。
②は田舎道を走るバスで女装をしてシャベルを抱えた男が一人の乗客の頭を…
③は町では男が女装男に声を掛けられ、交際を断ると…
コロナの減収補填金は映画館には出ないのだという、ああ!

日本の文化政策の貧弱さを改めて憂慮。

問090-1682-4198

https://gainaxsiater.yonago-eiga.com/

 

美術商最後の大仕事

 

 米子シネマクラブ135回例会はワシントンDC国際映画祭2019アワード受賞の「ラスト・ディール」
 年老いた美術商オラヴィは「あと一度だけでいい、幻の名画に…」と願っている。その矢先、一枚の無署名の作品に出合うと、近代ロシアの美術の巨匠イリヤ・レービンの作品と信じ、オークションの準備に奔走するが…

 

 

米子シネマクラブ映画「ラスト・ディール」
二月十四日(日)①14時~②19時~米子コンベンション・小ホール。会費制だが当日入会可。入会費五百円、月会費大人千円・中高生五百円。

問合せ 090-8248-9810

http://www.chukai.ne.jp/~yonago-cinema/

(河中信孝)

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