米子市美術館では、郷土ゆかりの新進気鋭作家の活動を支援し、広く紹介することで、将来有望な若手作家の育成を図っています。
その集大成となる「若手作家支援展」は5回目を迎え、今回は米子市出身の画家でイラストレーターであるマツダケン(1990年〜)を取り上げます。
マツダは、2016年頃から独学で生き物と植物の共生をテーマに制作を開始。美術を専門的に学んではいませんが、感性と経験を頼りに生み出されるペンと水彩が織りなす繊細で緻密な生命力溢れる作品は、SNSを中心に注目を集めています。2019年3月まで米子市の職員として働きながら制作してきましたが、同年4月に画家として独立して拠点を関東に移し、本の装画や塗り絵集制作など活動の幅を広げています。
本展覧会のタイトルでもある〝みせられるもの〟には、マツダ自身が「今、魅せられているモチーフ」と、「現時点で皆様に観ていただけるもの」という二通りの意味が込められています。新作を含めた約80点の作品とともに、本格的に画家の道を歩み始めたマツダの挑戦の軌跡をたどります。鮮やかな色彩と細密な描写によって表現された生き物と植物が共生する画面は、観るものを幻想的な「マツダワールド」へ誘います。この機会に是非ご覧ください。
[オリジナルグッズも見逃せない]
作品集、塗り絵集、ポストカード、缶バッジなどオリジナルグッズも多数取り揃えています。
※感染症拡大防止のため、内容を変更、中止する場合があります。最新情報はホームページをご覧ください。
◆会期 | 2021年1月24日(日)~ 2月21日(日) [水曜日休館] |
◆開館時間 | 午前10時~午後6時(最終入館は午後5時30分) |
◆場所 | 米子市美術館 第2展示室(米子市中町12) |
◆駐車場 | お車は米子市役所駐車場(2時間の無料処理します)をご利用ください。 |
◆問い合わせ先 | 米子市美術館 ℡0859-34-2424 |