あげそげコラム

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コラム掲載号:20201127

神庭智子コントラバスの演奏

 普段は縁の下の力持ち・コントラバスでのソロ・リサイタルは珍しい。米子市在住の神庭智子さんが去年、師のコントラバス奏者黒木岩寿さんと倉吉でのデュオ・コンサート以来の快挙。

 

 

 「神庭智子コントラバス・リサイタル」CB神庭智子ピアノ山城裕子。十一月三十日(月)開場18:00開演18:30米子コンベンション・小ホール。入場料前売り当日券とも一般千五百円・高校生以下五百円。コロナ配慮でマスク着用のこと。休憩なしの1時間公演。

 神庭さんは武蔵野音楽大学卒業。2011年2014年日本クラシック音楽コンクール第5位入賞。コントラバスソロの演奏活動のほか、オーケストラとの共演、在宅療養の神経難病患者への音楽宅配便活動も行う。

曲目はミシェック作曲コントラバスとピアノのためのソナタ 第3番は山陰初演で注目曲。クーセヴィツキーのコントラバス協奏曲 も。問090-7378-7984

 

 

門脇康一50周年

 

 大山町所子在住の世界的ギタリスト・門脇康一さんが「五十周年記念チャリティー・ギターリサイタル」を開く。二十三歳でのデビュー以来、二年目ごとにリサイタルを開いて今回二十三回目となる。敢えて山陰に腰を据えて、音楽活動のしにくい地にギターの底辺を広げると共に多くのプロ演奏家を育ててきた。その信念は「正々堂々横綱相撲のように努力し、人生を自由に過ごしたい」と苦労を苦労とせず楽しみつつ励んでこられた。

 

 

 十二月十二日(土)開場14:30開演15:00米子市文化ホール。前売一般二千五百円小中高千円(当日五百円増し)チケット・文化ホール・公会堂・さなめホール・本の学校・今井錦町ほか。コロナ対策マスク着用。問・チケット0859-53-3571

 

(河中信孝)

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