あげそげコラム

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コラム掲載号:20200821

金子みすゞに憑かれて「森田尾山書展」





 森田尾山氏は、伯耆書院を主宰される書家です。親しみやすい書風と飾らない人柄から、門下生は多く、70人を数えます。

 森田氏は、昭和27年から60年間、米子市の古澤宕邨(とうそん)氏に師事しました。昭和46年には伯耆書院を設立して後進の指導を開始しており、既に書家として独立の境地にありながら、引き続き指導を受け続けたところに、師を敬う心、自らに厳しく謙虚に研鑽を積む姿を見ることができます。

 早くから米子市展、鳥取市展で無鑑査になり、審査員・運営委員も務めています。

昭和61年からは日展入選も果し、現在は会友です。

 この度、森田氏は金子みすゞ作品に取り組み、森田尾山作品集「金子みすゞに憑かれて」を発刊しました。その中から39点を展示しました。出版記念第1回の作品展を当館で開催頂くことは大変光栄で、多くの方に感動と共感を与えるものと期待しています。 

昼は農業、夜書道の生活の中から生まれた尾山書風だからこそ、作品に引き込まれ、心の安らぎを感じます。「文脈を踏まえて書いてこそ字が活きてくる」という氏の言葉があります。尾山書風から、金子みすゞの詩の世界を楽しんでいただければ幸いです。

 

 

(南部町祐生出会いの館

猪原 加代子)

 

 

 

【開催期間】

令和2年6月27日(土)~8月24日(月)

【開館時間】 9時~17時
【休館日】 毎週火曜日
【入館料】

一般/300円(240円)
高校・大学生/200円(160円)
中学生以下無料
※( )は15名以上団体料金
※身障手帳所持者と介護者1名無料

 【問い合わせ】

南部町祐生出会いの館 西伯郡南部町下中谷1008

TEL/FAX 0859(66)4755

金子みすゞに憑かれて「森田尾山書展」

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