あげそげコラム

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コラム掲載号:20200612

北原ガラス・服部織りおちらと二人展

 イベントが軒並み中止になる中で、おちらと庵(南部町福成)は、「三密」を避けるために対面テーブルを一部横並びに改造するなど、せめてものコロナ仕様に努めつつ、頑張っている。
 かつてのアーチスト集団「風」のメンバーは今それぞれに活躍中だが、ガラス工芸の北里由利さんと染織の服部麻知子さんが本格的な二人展を開くのは実は初めて。

 

 

 会場は癒しの空間「おちらと庵さえき」(南部町福成997-44グリーンタウン四季内、東町の信号から南へ二百米・道路わきに標識あり)現在開催中~二十八日(日)まで。開館は11:00~16:00。

 北里さんはペンダントやお皿、花瓶・花器や食器およそ八十点を出展、服部さんは男物の帯や灯り、日常のランチョンマット・コースターなど九十点を並べる。
 あさって十四日(日)13時~北里さんの体験教室。色とりどりのガラスのチップをちりばめてペンダントやお皿を作る「ヒュージング」という技術を。焼成して完成品は会期中に届く。
 翌週二十一日(日)13時~は服部さんの体験教室。卓上機(ハタ)でコースターを作る。いずれも千円からで要予約。
 おちらと庵食事・昼は四季膳11時~15時の間。予約は当日の朝9時までに。問い合わせ0859-66-2004

 

 

熱中症には鼻を意識

 

 熱中症警報などの出る季節、マスクをかけての外出の機会も多い。

 マスクをしたまま暑い外気を吸い続けると、脳内の温度が高くなり、自律神経中枢の働きが悪くなるといわれる。呼吸、血圧の調整や、のどの渇きを感じて水を飲みたくなるといった生命維持活動が出来にくくなり、熱中症になりやすい。その恐ろしさは強調してもしすぎることはない。それには「脳の冷却装置」といわれる「鼻」を意識する必要がある。自律神経中枢は脳の真ん中、鼻腔の真上に当たる。鼻呼吸をして冷たい空気を吸えば脳が冷えることになる。脳を冷やす効果がマスクによって落ちてしまい、気付かない内に熱中症になることは十分注意が必要だといわれる。

 

(河中信孝)

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