あげそげコラム

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コラム掲載号:20200529

さなめホール大ホールで練習いかが

 今しばらく音楽活動の全面的解禁には時間がかかる。

 この間、米子市淀江文化センター(さなめホール)が、大ホールの舞台を開放して(1時間千三百十円で)ピアノや楽器演奏の練習に利用させてもらえる。(ただし、合唱はしばらくご遠慮を…)冷暖房代、ピアノ代、器具代、消費税込みだという。

 音楽の練習の場合、普段は「密」で構わないのだが、このコロナ蔓延防止の時期、広い舞台の上で、ゆったりと練習できるのではないかとの「舞台開放」、活用してみてはいかが?

 使用可能日時は①六月七日、②十四日、③二十一日、④二十八日(いずれも日曜)の各日10:00~17:00のうち、1回2時間まで。

 申し込み受付期間は①については五月二十一日から六月五日まで、②は五月二十八日から六月十二日まで、③は六月四日から十九日まで、④は六月十一日から六月二六日まで、にそれぞれ申し込まれたい。

※練習利用に限る、客席は利用できません

※準備・片付けの時間も利用時間に含む

※譜面台の貸し出しもOK

※コロナ防止対策に留意。問0859-39-4050

 

 

ネットリンチに罰則

 

 人気女子プロレスラーの木村花さんが二十三日亡くなったのは壮絶なネットリンチが原因とみられている。

 彼女のSNSに大量の「死ね」「消えろ」など誹謗・中傷コメントが書き込まれる事態になり「もう人間なんかやりたくない」とツイートしてこの世を去った。実際に直面すると「無視すればいいのに」ではすまないダメージを負う。これが問題になると誹謗・中傷を書き込んだ者らはコメントを削除し保身に走っているらしい。薬物乱用を疑われたタレントのダレノガレ明美さんのように毅然と対処できる人は稀なのだろう。 

 イギリスでは 相手に不快・脅迫的なメッセージを送ることを禁ずる法律を作り、多数が起訴されており、2014年には155人に平均2.2ヵ月の実刑判決が下された。

 「現実世界でしてはいけないことは、ネット世界でもしてはいけない。」ネットハラスメント対策の先進国・イギリスでは、そんなモラルづくりが進んでいる。日本ではどうだろうか?

 

(河中信孝)

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