あげそげコラム

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コラム掲載号:20200522

手づくりマスクをウオッチング♪


マスク、まだ高いよね。

 

 今年2月、コロナウイルスによる新型肺炎患者が発生し、マスクがあっという間に店から消えた。一部の人は格安マスクを手に入れているが、まだまだ家計を苦しめている。コロナウイルス感染終息までは道のりは長い。医療現場ではマスク不足に困窮、家庭でのマスクの需要も増える一方だ。  3月初めに4人の子育て奮闘中の長女の一言、「マスクつくれる?」で始まった私のマスクづくりは紙ナプキンから始まり、今や布マスクづくりは生活の一部だ。やはり繰り返し使える布マスクが重宝しプリーツ型、立体型を未だに試行錯誤しながら縫っている。 先日、鳥取県マスク購入券が届いたが1枚50円!!

 

 

マスクの多様性を 楽しむ

 

 仕事先、スーパーなどで出会う人たちのマスクを眺めてみる。簡易なもの、手の込んだものもそれぞれに味がある。ハンカチ、ハンドタオル、手ぬぐい、古着やハギレの活用、そして色や模様、デザインも楽しめる。見知らぬ買い物客から「そのプリーツマスク、どう作る?」と声を掛けられた。友人のリメイク女史は立体マスクの真ん中の縦ラインをスタイリッシュに縫い、ゴムはストッキング。耳にやさしいストッキングは一番のオススメで邪魔になっていた白ストッキングを輪切りにして使っている私。リメイク女史はストッキングを縦に切って三つ編みにしたのだ!節約型の私と違い、リッチな発想に「ステキ!」とため息ひとつ。

 

 

デカいマスクも 要るよね!

 

 私の友人たちは女性だが大きめのマスクを所望する。布マスクを販売している店では大きめが売れ筋のようだが、国から支給される布マスクは小さめの上、洗うと縮むらしい。安倍総理と東京都小池知事のマスクの大きさの違い、つい笑ってしまう。

 仕事先に肉付きの良い大柄な男性がいる。汗っかきの彼には「広報よなご5月号」掲載の型紙を115%拡大、男物の綿ハンカチにミシンを走らせた。  形になるのを待っている裁断済み布が山積みだが、夏仕様マスクの探求にスイッチ! コロナ、コロナと不安なこのとき、オリジナルマスクが出来上がるたびににんまり、ホッと口角が上がる私。図工・家庭科が大好きで良かった! 笑(しょう)らいふ 代表=看護師・姿勢教育指導士熊谷 春美 (くまがえ はるみ) (米子市車尾在住)

 

 

笑(しょう)らいふ

代表=看護師・姿勢教育指導士

熊谷 春美 (くまがえ はるみ)

(米子市車尾在住)

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