［世界のKUSAMA］
前衛芸術家・草間彌生（１９２９年-）の展覧会を４月２５日（土）から５月３１日（日）まで米子市美術館で開催します。トレードマークの赤いおかっぱのヘアスタイルと自身がデザインした個性的なファッションで、ご存知の方も多いことでしょう。２０１６年にはアメリカの雑誌『タイム』の「世界で最も影響力のある１００人」に日本人として唯一選ばれるなど、世界中で絶大な人気を誇っています。
草間は、幼少期の幻覚や幻聴を克服しようと絵を描き始め、日本画を学んだ後、単身渡米。ニューヨークを拠点に前衛的な絵画や立体作品の制作、ハプニングと称されるパフォーマンスで現代美術の最先端として注目されました。活動拠点を日本に移した後も、美術作品のほか、小説や映画制作など活動は多岐にわたり、９０歳を超えた現在も、驚くべき創作意欲と情熱によって世界の現代芸術を牽引し続けています。
今展では、国内外の現代美術作品を数多く収蔵し、海外の主要美術館でも紹介されている「フォーエバー現代美術館」の豊富なコレクションから、草間を象徴する水玉や網目、南瓜をモチーフとした１９８０～９０年代の作品群を中心に約１３０点を展示します。観たものを圧倒させ、鮮烈なインパクトを脳裏に焼きつける幻想的な「草間ワールド」をこの機会に是非お楽しみください。
［フォーエバー現代美術館］
「フォーエバー現代美術館」は秋田県で初めて現代美術を紹介する機関として、２００６年春に設立されました。３０年以上の歳月をかけ約７００点に及ぶ美術品を収集、そのうち６割近くが草間彌生の作品で占められています。これらのコレクションは、国内にとどまらず、ロンドンのテート・モダンをはじめ海外の美術館へも貸し出され、その価値の高さがうかがえます。
［草間彌生グッズも見逃せない！］
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［オープニングギャラリートーク］
開幕日の４月２５日（土）には、午前１０時３０分から加藤淳氏（フォーエバー現代美術館学芸部長／（株）アート・コンサルティング・ファーム代表取締役社長）によるオープニングギャラリートークを開催します。
| ◆会期 | ４月２５日（土）～５月３１日（日） ［会期中無休］ |
| ◆開館時間 | 午前１０時～午後６時（最終入館は午後５時３０分） |
| ◆場所 | 米子市美術館(米子市中町１２) |
| ◆観覧料 | 一般１，１００円（前売９００円） 高校・大学生７００円（当日券のみ） 中学生以下無料。 ※一般で１５名以上の団体、 障がいのある方(付き添い1人を含む)は前売り料金 ※７０歳以上の方 高校・大学生で１５名以上の団体や障がいのある方（付き添い１人を含む) 日本海クラブうさみみ会員、Feel友の会 米子市歴史館友の会会員は当日料金の１００円割引（重複利用不可） ※会期中の水曜日は「とっとり子育て応援パスポート」 「しまね子育て応援パスポート」 提示で当日料金の１００円割引（重複利用不可） |
| ◆駐車場 | お車は米子市役所駐車場（２時間の無料処理します）を ご利用ください。 |
| ◆問い合わせ先 | 米子市美術館 ℡０８５９-３４-２４２４ |
