あげそげコラム

一覧はこちら

コラム掲載号:20200228

~暖冬~


「9年前の大雪」

 

 今年は例年になく雪の少ない冬でしたね。

 思い返せば大阪から鳥取に引越ししてきた9年前。

 鳥取でも数十年に一度という大雪の年だったと後で知りましたが、大阪からきた我が家にとって慣れない雪にそれはそれは大変な目にたくさんあった年でした。そう、年末年始に国道9号線で1000台もの車が立ち往生した年でしたね。

 朝玄関からでようとすると、一晩で降り積もった雪で玄関のドアが開かない!なんとか窓から外に脱出して玄関前を雪かきしたのが最初のハプニングでした。

 そして除雪車が来るまではどこにも出かけられなかったのですが、我が家の周辺には比較的早く除雪車が来てくれました。ようやく車が使える!と意気揚々と買い物にでかけた時、雪道に慣れていないために早速車が動かなくなってしまうという2度目のハプニング。困り果てていると、近くを通りがかった車の方がおりてきて、スコップで雪をかいて助けてくれました。引っ越してきて早々に鳥取の方の優しさにふれたことを思い出します。

 毎日大変だった雪かき、車の運転、しもやけ。雪が降らないでほしい、とどれだけ願ったことかわかりません。これから毎年こんな目にあうのかと覚悟していましたが、そこまでの大雪は滅多になく、今年の雪の少なさに至ってはさみしささえ感じます。

 

 

「中止になったスキー教室」

 

 小学生の娘は大山のスキー教室に申し込みしていましたが、雪が少なく結局行くことができませんでした。高学年の学校行事であるスキー教室も中止や延期になったそうですが、楽しみにしていた子供たちにとってはとても残念だったと思います。

 それでも今年2度降った雪。平日だったため家族で雪遊びすることはできませんでしたが、学校から帰った後の少ない時間でもお友達と雪だるまを作ったり、雪合戦をした

り、と雪遊びを楽しんだ様子でした。

 

 

「暖冬だからできた練習」

 

 話は変わって、小学2年生の娘のサンタさんからのプレゼントは一輪車でした。プレゼントをもらった時は、これから雪が降るから寒いし春になるまでなかなか乗れないだろうなぁと思っていましたが、まさかの暖冬で外で一輪車を練習できる日が多くあり、ずいぶんと乗れるようになりました。

 そんな良いことや助かったこともあった暖冬でしたが、やはり鳥取の冬はほどほどに雪が降ってほしいものです。雪道の運転や雪かきが苦手な私は、できればスキー場中心に降ってほしい、と願っています。

 

Bebimaship(ベビマシップ)

渡辺久美

☎0859-30-2554

〒683-0004 米子市上福原 659-58

https://bebimaship.jimdo.com/

↑ページ上部へ