デジタルあげそげ

　　今年も色んな事がありました。嬉しいニュース・楽しい思い出・悲しい出来事・頑張った事…振り返ると色々ありますが、2019年の我が家のトップニュースは、夫が資格試験に合格したことです。

　夫が大学時代にアルバイト先の人に勧められた資格でしたが、入社以来は仕事で必要な他の資格の勉強、多忙な仕事、加えて10年前結婚してからは子育ても忙しくなり、ほとんど手をつけられていませんでした。

　が、約2年前。一念発起して本格的に勉強をスタート。変わらず忙しい仕事の合間に勉強していました。

寝る間も惜しんで

　試験直前の１ヶ月は、早朝4時に起床し3時間勉強、夜20～21時頃帰宅後も食事と入浴を済ませた後ファミレスで夜中3時頃まで勉強、土日の休日も図書館で終日勉強していました。

　私がすごいと思ったのは、仕事をしながら勉強に打ち込める事はもちろん、家族との時間も大切にしていた事。子供の行事や帰省などは今までとほぼ変わらず参加。皿洗いや洗濯等の家事も勉強の合間に素早くしてくれました。

　子供たちも私も、なるべく夫が勉強に集中できるように休日の過ごし方など協力し家族みんなで応援していました。

　8月末の試験当日。大阪の試験会場は偶然にも夫の母校。〝このご縁も味方にしたい〟と祈りながら見送りました。試験の出来は本人いわく「微妙」。試験科目によって自信のある所と無い所があったようです。

　10月の結果発表。朝10時にホームページ上で発表されました。2人でドキドキしながらPCに向かい、合格者の番号が並ぶ画面で夫の受験番号を探しました。先に見付けたのは…私(笑)。「あるっっ!!」と舌を巻いた大きな声で叫んでしまいました。この大切な瞬間を本人の目で見付けさせてあげられなかった事を今でも後悔しています（笑）。

子供達からの祝福

　パパが合格したと聞いた子供達は大喜び。子供達が考えて、仕事から帰った夫に花束と手紙をサプライズで渡して祝いました。

　夫は、幼い頃に自分の父親が働きながら資格の勉強をする姿を見ていた事が、今回勉強する原動力の1つになったと話していました。

　同じように、子供達にも「パパが頑張る姿」を見せられた事が、今回一番良かったと感じます。

　今後は資格を生かして夫の人生・仕事が楽しく有意義になるよう、私も出来る限りサポートしていきたいと思います。

　今年１年私の〝私的な日記〟のようなコラムを読んで頂きありがとうございました。来年も引き続きよろしくおねがいします。