あげそげコラム

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コラム掲載号:20191122

愛犬の初手術


  我が家の12歳の愛犬のチワワは、10歳まで病気をしたこともなく、とても元気に過ごしてきたのですが、10歳を過ぎたころから階段のちょっとした段差を上れなくなり、目が見えにくくなり、鼻がきかなくなり、心臓が悪くなり、食欲がなくなり、あきらかに様子が変わってきました。

 

 

~トラブル発生からの病気の発覚~

 

 そんなある日、いつものようにソファに座ったところ、むぎゅっとした感覚とともに「キャイーン!」という悲鳴が。そうです、愛犬をお尻でふんでしまったのです。

 驚いてどこか怪我をしていないかみているとおなかに赤い腫れを発見しました。急いで病院に連れて行ったところ、おなかが赤く腫れていたのは私がふんでしまったことが原因ではなく、子宮が腫れていたためとのことでした。その日は抗生物質の飲み薬をもらって帰りましたが、今後も子宮が腫れたり、重い病気になる可能性があるので子宮の摘出を考えた方がいい、と言われてしまいました。

 

 

~避妊手術とその後~

 

 ペットを飼っていらっしゃる方の多くは早い時期に避妊手術をされているようですが、我が家ではしていなかったので、急きょ手術をうけることになりました。ただ高齢なのでリスクも多く、不安でいっぱいでした。

 血液検査やレントゲンでしっかりと手術に耐えられる状態かどうかみていただてから手術に移りました。心配していた麻酔の影響もなく、3日後に退院してきました。まだ糸がついていたので見た目は痛そうでしたが、痛がる様子はなく元気で安心しました。そして一週間後に抜糸をして傷口もすっかりきれいになりました。今こうして元気な愛犬と暮らせていることを考えると本当に手術をしてよかったと思います。

 手術をして食欲も戻ってきたように感じます。ただ目の方は悪くなる一方で最近は部屋の中を歩いていても椅子や壁にぶつかったり、と心配が絶えません。犬の白内障手術はあまり行われていないようなのですが、動物医療の分野でももっと医療が発達して、大切なペットも元気により長生きできるようになるといいなぁ、と願います。

 

Bebimaship(ベビマシップ)

渡辺久美

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