あげそげコラム

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コラム掲載号:20191011

書の作品展「Style字遊」

 並みの書展ではない、遊び心があふれた楽しい書展、草書、篆書、トンパ文字まで「スタイルは自由」の掛け言葉である。「日常空間にほっとするような『書』作品を創作発表し…楽しんでいただく」ことが目的。

 会員十九名が二点ずつ出展、会員は四十歳から九十二歳までと幅広く、西部がおよそ半分、広島・松江からも参加、中でも最高齢の女性書家は中央展で活躍されていたが今はこの「字遊」に絞って出展される。

 

 

 

十月二十五日(金)~二十七日(日)10:00~17:00(最終日は16時まで)米子市文化ホール・展示室

問い合わせ080-1902-0333

 

 

微細画・木口木版展

 

 おちらと庵さえき(南部町福成国道180号線左側に看板10:30~16:00)で開催中、十月二十七日まで。作家は鈴木康生さん。鳥取県生まれ。多摩美術大学卒業後1999年以来東京・名古屋・札幌等で個展、十五年で既に文化庁買い上げ優秀作品披露展、日本木版画100年展に出展など実績がすごい。

 

 

木口(こぐち)版画は固い木材の輪切り面にビュランという丸い取手付きの鑿(のみ)で掘る。陰影も繊細な線で表現した見事な作品群がならぶ。

 今回の作品は庵亭・佐伯勉さん自作の額縁に入れられ、一層の見栄えがする。版画だけでも額縁付きでも即売がOK。作家自身の来展は二十六・二十七日午後。版画実演あり。問0859-66-2004

 

 

中国問題を快刀乱麻

 

 知っているようで知らない中国の現在を大西広先生(京大教授を経て現在慶應義塾大学経済学部教授、日本中国友好協会副理事長)に語って頂く。学殖に基づく明快で爽やかな語り口になるほどと納得させられる。「中国問題を縦横に語る」十月十四日(月・祝)14:00~16:00ふれあいの里4階(米子市錦町)日中友好協会米子支部の招聘による、めったに聞けない講演会。入場無料。問0859-32-4868

 

(河中信孝)

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