あげそげコラム

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コラム掲載号:20190913

美保神社で歌舞音曲祭

 「温故知新~受け継がれる日本の音魂~」として、十年ぶりの歌舞音曲祭が開かれる。
 竜馬四重奏は伝統楽器の津軽三味線・篠笛・鼓+打楽器・そして洋のヴァイオリンを融合させ、日本舞踊も加えた日常では味わえない空間、異色の楽器のコラボレーション。神前、荘厳な静寂の中での、その音楽性・パフォーマンスは見逃せない。

 

 

九月二十八日(土)18:00~20:00開場17:00(雨天決行)美保神社拝殿。六百の椅子席は全席指定。席はお選びいただけません。満席の場合は立見になります。前売り一般五千円(当日六千円)小学生以下二千円(当日二千五百円)(未就学児は無料)問合せ090-4806-4270

 券は島根県民会館・プラバホール・メテオプラザ・米子コンベンション 他。インターネット販売「ツクツク!」も。
竜馬(ヴァイオリン)国内外を問わず精力的に演奏旅を続ける気鋭のアーティスト。
雅勝(津軽三味線)十代の頃より作曲を始め、数々のコンクールで受賞、海外公演多数。
翠(篠笛)古典の世界で研鑽を重ね、放送や舞台に数多く出演し、幅広く活動を展開。
仁(鼓)竜馬四重奏のリーダー。四代続く囃子の血統だが、古典にとらわれず魅せるパフォーマンスを目指す。この素晴らしいメンバーの出会いは運命的だと言われる。

 

 

音楽劇「人形の家」

 原作はイプセンの三幕劇。弁護士の妻ノラは「一個の人間として生きる」ことを求めて、哀願する夫を振り切り、子供も残して家を去るのだが・・・。この舞台が俳優座劇場プロデュースによって、どう生まれ変わるのか。演出の西川信廣氏は「新劇の定番のように言われてきたけれど、そのとっつきにくさ…距離感みたいなものが、(音楽劇にしたことで)縮まるんじゃないかという気がする。」と語る。

 

 

九月十九日(木)18:30開演。米子市公会堂。会員制・当日入会可。
 十一月例会は仲代達也の来演、今月から入会するのが良いかも。問0859-33-8695

 

(河中信孝)

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