あげそげコラム

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コラム掲載号:20190906

南部町韓国交流25周年記念 「韓国の女性たちがこめた 希(ねが)い展―お細工物を中心に―」

  南部町では、国際交流協会主催の日韓交流が今年で25周年になります。そこで、当館では、韓国の伝統文化の一つである女性のお針仕事を紹介するお細工物展を企画しました。

 本展では、ポジャギ(袱紗とパッチワークのふろしき)やノリゲとよばれる組み紐結び飾り、針山や指ぬき、袋物など韓国のお針仕事を理解できる興味深いお細工物を150点紹介しています。

 

    

 

 展示資料を提供していただいた鈴木千香枝さん(東京都在住)は、長年韓国に滞在し、韓国のお針仕事に興味を抱きました。鈴木さんは、韓国のお細工物を集めるとともに、韓国のメドゥプ(結び)を習い、伝統ポジャギの作り方を通して伝統的な運針法を習い、さらに韓国伝統刺繡の基礎を学び技術を習得しました。また、昔のポジャギの再現作品を制作し、大韓民国文化財庁長官賞を受賞しています。

 色鮮やかで細緻な刺繡をしたり、ハギレを一枚一枚つなぎ合せたり、多くの手間と時間をかけた作品には女性たちの深い思いが込められています。ぜひ、韓国の色彩豊かなお細工物展をお楽しみください。

 

(南部町祐生出会いの館 野口玲子)

 

 

 

【開催期間】令和元年8月31日(土)~10月28日(月)
【開館時間】9時~17時
【休館日】火曜日、年末年始(12月29日~1月4日)
【入館料】

一般:300円

高校・大学生:200円(15名以上の団体割引あり)

※身障者手帳所持者と介護者1名無料

 【問い合わせ】

南部町祐生出会いの館 西伯郡南部町下中谷1008

TEL/FAX 0859(66)4755

南部町韓国交流25周年記念 韓国の女性たちがこめた希(ねが)い展―お細工物を中心に―

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