あげそげコラム

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コラム掲載号:20190802

平和のための戦争展十二日に

 戦争は絶対おこしてはならない…誰しも思い口にもするが、実は本音ではそう思っていない人もいる。戦争で金儲けしよう、そのためには起こすことも辞さない…「経済の軍事化」に要注意。

 

 

八月十二日(月・休)10時~19時 米子市文化ホール メインホール。映画「この世界の片隅に」①10:30~②14:00~入場料大人千円、中高生五百円。谷村新司さんの評「戦争という時代を懸命に、そして明るく生き抜いた一人の女性の物語。…全編から伝わってくる前向きな勇気。世界が大きく変化していく今だからこそ、観てほしい…」

 展示は、文化ホールメインホールホワイエで。10:00~入場無料。

従軍カメラマン・村瀬守保写真展 ~私の従軍中国戦線~

 そのほか■原爆「リトルボーイ」原寸大断面図 ■被爆の実相 ■戦時中の教育と生活 ■身近にあった戦争 ■①大スクリーン版絵本「はだしのゲン」10:00~②紙芝居「はだしのゲン」13:30~朗読はいずれも平家六栄さん ■戦中・戦後の食べ物「すいとん」試食(12:00~13:00百食限定)  ■米つき・背のう・昔の遊び ■体験を語り継ぐ録画上映 ■平和川柳 テーマは「核」 ■平和と戦争の書籍・絵本・マンガ ■毎年大好評。

 

 

特別展 安部朱美展

 

 会場の「安来市加納美術館」と安部さんはは浅からぬつながりがある。フィリッピン・キリノ元大統領が戦犯釈放を決断したのは加納莞蕾(かんらい・画家・書家・平和運動家)の嘆願によってであり、安部さんはそのキリノ大統領一家をモデル(莞蕾と日本兵に殺された夫人と三人の子どもは天使の姿で平和を祈る)として作品化した。

 展示には新作や山陰初公開のものも。

 

 

会場は安来市広瀬町布部345-27・国道432号線沿い。開会中。入場料大人千円。八月四日、十二日、九月十五日作品解説会/八月二十五日安部さん講演/九月一日飯塚藤兵衛氏講演/莞蕾忌八月十五日当館名誉館長出演。時間はすべて13:30~。他イベントも。

問合せ 0854-36-0880

(河中信孝)

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