あげそげコラム

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コラム掲載号:20190628

ミンクス室内オーケストラ「英雄」を

 アーリーサマーコンサートとして「ミンクス室内オーケストラ演奏会」が開かれる。

 

 

六月三十日(日)13:30開場・14:00開演。米子市公会堂大ホール。全席自由。入場料一般千円(当日とも)高校生以下無料。演奏曲目はベートーベンの「ピアノ協奏曲第4番」「交響曲第3番英雄」

 ミンクス室内オーケストラは1987年結成された2管編成(木管楽器が二人ずつなど)の小さなオーケストラながら、第2回公演から常任指揮者として松岡究(はかる)氏を招聘(へい)し、指揮者の素晴らしさと団員の研鑽でその演奏は高く評価されている。

 指揮者の松岡究氏は成城大学文芸学部卒1991年文化庁在外派遣研修生としてハンガリーに留学。翌年スエーデン・アルコンスト音楽祭に招待され、「卓越した才能」と高く評価された。帰国後、オペラではグノー・ワーグナー・ベルリオーズ・ヴェルディ・ビゼーなど多くの作品を日本初演し、「熟達の指揮ぶり、自らが意図する表現に歌手を自然に導く」「オケから耽美的な響きを引き出し、抜群」などと絶賛された。

 2004年から3年間、ベルリンにて研修、帰国後東京ユニバーサルフィルハーモニー管弦楽団常任指揮者に就任。

 鳥取県ではミンクス室内オーケストラ常任指揮者として定演やオペラ公演、米子第九合唱団を指揮し、演奏者によく理解できる的確な指示で質の高い演奏を引き出し、高い評価を得ている。

 ピアノは阿部可菜子さん。米子市義方校・東京藝術大学付属音楽高校・同大学。大学院卒業。多くの著名音楽家と共演、知名語でもリサイタル複数回、2016年からミンクスとピアノ協奏曲シリーズを毎年行っている。現在、上野学園ピアノ非常勤講師、東京藝大伴奏助手。問合せ吉田さん0859-24-0723

 

 

農業問題待ったなし

 

 農業に担い手確保は叫ばれているが難しい。豊葦原瑞穂の国で、米を作って赤字が出ることなどあってはならないと思う。コメが余るといいながら輸入するなど素人が素直に考えても奇異だ。TPPは再び陽の目を見そうだ。食料自給率は激減するのではないだろうか。日本人に飢餓が押し寄せることにならねばいいが。

 

(河中信孝)

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