あげそげコラム

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コラム掲載号:20190621

真砂昇平写真個展二十六日から

 大山開山千三百年の昨年度は関連イベント目白押しだった。しかし今年=一三〇一年目も「令和」が始まり、大山頂上小屋の改築など大山にとっても引き続き重要な時間。その時この写真展が開かれる。

 

 

写真展・大山開山1301年~新しい歴史の始まり 大山に思いを寄せて~真砂昇平個展六月二十六日(水)~七月一日(月)10:00~18:00(最終日は17:00まで)丸京庵市民ギャラリー。(米子市灘町3-57)入場無料。
 真砂(まさご)昇平さんは日吉津村在住。出展の四十枚は春夏秋冬に分けられ、大山に思い入れの自然・行事・登山など遠望から近影まで、その半数以上は新作を。問0859-31-0285

 

 

米子シネマクラブ

 

 標高五千メートルを越える天山山脈のふもと、山岳と草原の国キルギスはシルクロードの拠点として栄えた。この国の映画監督アクタン・アリム・クバト氏はソ連邦時代から1991年ソ連崩壊で独立を果たしてからも、民族のアイデンティが薄れつつあると危惧してきた。「どこの国でも同じだと思うが、近代化とともに文化の根源や伝統的な習慣が失われてきている。」と語り「我々は何者で、どこから来たのか」という問いかけを作品に盛り込んでいる。
 今回の米子シネマクラブ上映作品『馬を放つ』では監督でもあり俳優として出演、主役を熱演した。作品は各国で絶賛され、ベルリン国際映画祭アートシネマ連盟賞など受賞多数。

 

 

 舞台はキルギスのある村。村人から「ケンタウロス( 半人半獣の男)」と呼ばれており、妻と息子の3人暮らし。彼はある理由から、キルギスに古くから伝わる伝説を信じ、夜な夜な馬を盗んで野に放っていた。次第に村で問題になり、犯人を捕まえるために罠が仕掛けられるが…

米子シネマクラブ今回の上映は六月二十三日(日)①14:00~②19:00~(上映時間89分)米子コンベンション(国際会議室)入会金五百円、月会費大人千円中高生五百円。新入会の方は入会金と会費2カ月が必要。当日入会可。問い合わせ090-8248-9810

 

(河中信孝)

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