圓流院は大山寺の支院で、画僧嗒然(とうぜん)の修業したお寺としても広く知られています。平成21年8月、建物の老朽化に伴い大館住職の発案により再建されました。旧来のお寺の伝統を継ぎながらギャラリーを兼ねて観光客に楽しんでいただける施設として構想されました。天井の水木しげる氏の妖怪絵は観光客にも人気で、観光スポットとしても注目されました。また、郷土の著名な画家から作品の奉納を受け、展示の入れ替えをして参拝者を楽しませていました。
この度、圓流院に奉納された作品を借用し、大山開山1300年祭結願を祝う作品展を開催しています。米子市美術家協会発足当時から活躍された金畑実氏、八橋誠滋氏、坂口寛夫氏等の懐かしい作品をはじめ、美術ファンの人たちが感銘を受けた作家たちの作品22点を展示しました。ぜひこの機会に、郷土の美術文化を牽引してきた22名の作家たちの作品をお楽しみください。
(南部町祐生出会いの館 野口玲子)
【開催期間】 | 令和元年6月24日(月)まで |
【開館時間】 | 9時~17時 |
【休館日】 | 火曜日、年末年始(12月29日~1月4日) |
【入館料】 | 一般:300円 高校・大学生:200円(15名以上の団体割引あり) ※身障者手帳所持者と介護者1名無料 |
【問い合わせ】 | 南部町祐生出会いの館 西伯郡南部町下中谷1008 TEL/FAX 0859(66)4755 |