あげそげコラム

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コラム掲載号:20170524

北原照久コレクション 懐かしくて温かいおもちゃの世界展 〜明治・大正・昭和の広告物も大集合〜 同時開催 安部朱美創作人形展

  • チラシ
    チラシ
  • 北原照久氏
    北原照久氏
  • 《不二家のペコちゃん》
    《不二家のペコちゃん》

 米子市美術館では現在、テレビ番組『開運!なんでも鑑定団』でおなじみ北原照久さんのコレクションから精選されたブリキのおもちゃをはじめ、明治〜昭和期のポスター、看板、マスコットキャラクターなど約1000点を展示しています。

 

 さて、『鑑定団』放映が始まった1994年から鑑定士として出演されている北原さん(なんと現在まで無欠席で皆勤賞!)の生まれは東京・京橋。ご実家は喫茶店とスキー専門店を営み、北原さんも大学在学中にスキーの勉強のためオーストリアへ留学。そこで現地の人々が古いものを慈しみながら楽しく暮らす様子を目にし、「自分も好きなものに囲まれた生活がしたい!」と思ったそうです。

 帰国後、北原さんはさっそく古い柱時計と真空管のラジオを自室へ飾り、次にコカ・コーラのホーロー看板、次いで不二家の「ペコちゃん」人形を入手。これがコレクションの基礎となります。  その収集熱はとどまるところを知らず、代名詞とも言えるブリキのおもちゃはもちろん、商品パッケージ、キャラクター人形などなど、今なお増え続けるコレクションの正確な総数は、天文学的数字になってしまって、なんと本人も把握できていないとか…。

 

 今回、美術館のなかは、かつてないほどぎゅうぎゅう詰めの展示になっていますので、北原さんの収集にかける飽くなき「情熱」を感じていただけることと思います。

 また今回は、米子在住の人形作家・安部朱美さんの創作人形も同時展示。「昭和の子ども」をテーマにした33点と、昨年の伯耆国「大山開山1300年祭」を記念し制作された《御幸行列》も特別展示しています。

 ふたつの展示を合わせてご覧いただくことで、皆さんの子ども時代に思いを馳せ、なつかしい気分に浸っていただけたらと思います。ぜひお見逃しのないよう、ご来場ください。

 

(米子市美術館)

 

日 時

2019年 4月 27日(土)~ 6月 2日(日) [会期中無休]

10:00 ~ 18:00 (最終入館は17:30まで)

場 所

米子市美術館

入 場 料

一般 1,000 (前売 800)円

高校・大学生600円(当日券のみ)

中学生以下無料

*一般で15名以上の団体、障がいのある方[付添1人を含む]は前売料金

*70歳以上の方、高校・大学生で15名以上の団体や、障がいのある方[付添1人を含む]、

日本海クラブうさみみカード会員、Feel友の会会員、米子市歴史館友の会会員の方は

当日料金の100円引(割引重複利用不可)

お問い合わせ

米子市美術館

0859-34-2424

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