あげそげコラム

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コラム掲載号:20190322

電子顕微鏡のまち・米子の展示会

 電子顕微鏡で著名な田中敬一さん(米子市出身・九十三歳、米子市民栄光賞・瑞宝中綬賞)は鳥取大学第2解剖学教室教授としてエイズウイルスを世界で初めて撮影するなど長く医学の発展に貢献されてきた。また、田中さん愛用の電子顕微鏡(2万倍)を米子市児童文化センターに寄贈され、「電子顕微鏡のまち・米子市」推進協力会から寄贈された電顕鏡(6万倍)もセンターで活躍している。

 米子市児童文化センターは明日~四月五日(金)までセンターと米子市立図書館の2会場同時開催(入場無料)で、米子市出身で電顕鏡の権威でもある菅田栄治・田中敬一両先生を顕彰するパネルやDVDも展示・映写する。(市立図書館は主に動物の電顕鏡写真・センターは主に植物の写真・休館日に注意)

 

「小さな宇宙のワクワク写真展」このイベント・ギャラリートークは市立図書館2階研修室で開かれる。

 二十五日(月)14:00~15:00「ミクロの世界探検コーナー」電顕鏡の専門家を迎えて/二十四日(日)15:00~16:00「トマトのにおいの秘密」を出雲市の椋千晶さん(小5)と「大気汚染と松葉の汚れ」米子市の井上智樹さん(小4)が受賞発表する。/四月二日(火)14:00~15:00松江市の石倉要さん(八雲中二年外務大臣賞など)「キノコと能楽で森を再生」を発表する。

 

 大人の発表は二十四日(日)と四月二日(火)の両日、児童の発表とあわせて行う。薮内信一郎氏「私と電顕鏡」解説は稲賀すみれ氏「電顕鏡ってなぁに」

 盛り沢山だが興味津々。科学してみよう。問合せ0859-34-5455

 

 

コンサート米子例会

 

 ストラディヴァリウスの音色はどんなものだろう。千住真理子さんのは以前聞いたことがあるが、ヴァイオリンの郷古廉(すなお)さんは1682年製ストラディヴァリ(Banat)だという。

 

 コンサート米子の3月例会は「郷古廉ヴァイオリンリサイタル

 三月二十八日(木)18:00開場18:30開演米子市文化ホールで。ピアノ伴奏は加藤洋之、会員制だが当日入会可。

 2013年8月ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクール優勝&聴衆賞・現代曲賞を受賞。国内外で最も注目されている若手ヴァイオリニストのひとりだ。

問合せ0859-34-3173

 

(河中信孝)

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