毎年、上映作品を選ぶのが楽しい悩みの種だったりします。自分が観たい作品、観ていただきたい作品、話題作などなど、選び出したらきりがないくらいに世の中には名作が溢れており、今現在もその数は増えつつあります。その膨大な作品の中から、毎年、スタッフの意見を聞きながら数作品を選ぶのですが、大人の事情でやむなく上映を諦めることも多々あります。
その時は、ショックを受けつつも、また一から選び直しです。
そうして、今年は大林宣彦監督の話題作「花筐」の上映が決まりました。また、昔の名作(優秀映画)は、古すぎるなどというお声も聞こえてきますが、DVDやブルーレイでは味わえない、35ミリフィルム映画の世界観を味わっていただければと思います。懐かしさに包まれながら、今と違った日本、今も変わらない日本をお楽しみください。上映する優秀映画作品は、「野菊の如き君なりき」「喜びも悲しみも幾年月」「カルメン故郷に帰る」「二十四の瞳」の4品です。 そして、今年のしまね映画祭全体のテーマ映画は2種類あり、メテオプラザでは、子育てエンターテイメント・ドキュメンタリー「いただきます みそをつくるこどもたち」を上映します。
また、今年は各作品の入場者の方、先着25名様にしまね映画祭オリジナルクリアファイルをプレゼント。もちろん、おなじみのおでんや焼き鳥などの軽食の販売もあります。
芸術の秋、食欲の秋をぜひメテオプラザでお楽しみください。
宮本奈美 (しまね映画祭 美保関町実行委員)
日時 | 10月20日(土)・21日(日) 両日とも10時から |
場所 | メテオプラザ 松江市美保関町七類3246ー1 |
入場料 | 2日間フリーチケット1000円 (優秀映画は、当日1作品500円でも鑑賞可) |
お問い合せ | メテオプラザ ☎0852ー72ー3939 |
しまね映画祭公式HP | https://www.shimane-eigasai.com/ |