あげそげコラム

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コラム掲載号:20180914

「歌ひ語らひ春夏秋冬」妻木晩田で

 米子・松江の3か所で弥生の風に吹かれながら、現代音楽と考古学、作曲家と美術家がコラボする。

 吉川真澄(女声=以下敬称略)の歌は天鈿女命(あめのうずめのみこと)が天の岩戸の前で舞い踊ったごとく、叫び、足ふみ、胸叩き、古代の歌声からのインスピレーションを披露する。  歌は平野一郎作曲「四季の四部作」。そして鼎談風に笠井利光(考古学者・大阪国際大学教授)前田剛志(美術家「四季の四部作」CDのアートワーク)のトークあり。

 

 

九月二十三日(日)14:00~妻木晩田遺跡体験学習室で入場料二千円。妻木晩田応援団副団長の佐古和枝さんは「むきばんだ遺跡には、弥生時代の空気がまだ漂っている気がする。雄大な景観は、この地を選んだ弥生人に理屈抜きで共感したくなる」と語っている。

 他地区では松江城興雲閣では9月21日(金)17:00~・田和山遺跡竪穴式住居では9月24日(月・祝)17:00~それぞれ入場料も異なる。入場券は島根県民会館、プラバホール、出雲交流会館、本の学校(米子・新開)

問合せ 080-6771-4124

 

 

生田春月をうたう

 

 米子市淀江町出身の詩人生田春月。春月会(代表上田京子さん)の主催で「春月をうたう―愛と望郷の旋律」が開かれる。春月の詩の豊かな抒情の世界へ誘ってもらう楽しみ。

九月二十二日(土)14:00(開場12:30)~淀江町のさなめホールで。入場料大人九百円(当日千円)中高生五百円。春月の詩はおよそ四十編が作曲されているが歌白石由美子名誉教授(鳥取短大)渡邉寛智専任講師(島根県立大)ピアノ渡邉芳恵さん。朗読は野栗愛子さん矢末美智子さん。解説上田京子さん。

 

 

アンサンブルGlanz

 

 文化の秋、合唱の秋!「アンサンブルGlanzの贈りもの ミニコンサート秋の空にとどけ!歌声」九月二十四日(月・振休)①13:30~14:30②15:15~16:15の2回・本の学校2階ホールで開かれる。入場料:500円(チケットはなしで当日受付にて)

 客演ピアニスト久邇之宜、指揮古瀬美保子。曲目「一番はじめは「通りゃんせ」「赤とんぼ」「夕焼小焼」「砂山」「箱根八里」「七つのフランスの子供の歌」 Irish Blessing…「旅愁」「夕焼け」「見上げてごらん夜の星を」ほか。

問合せ0859-34-2825

 

(河中信孝)

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