あげそげコラム

一覧はこちら

コラム掲載号:20180831

「写真で見る大山登山」写真展

 大山開山千三百年記念行事が続いている。
 鳥取県山岳・スポーツクライミング協会が主催する「大山に登りましたか―写真で見る大山登山」写真展が開かれる。
 出品は鳥取県山岳協会員や写真家ら十人からおよそ七十枚、人物か建物が写っている作品が選ばれ、大山さんの偉大さが改めて実感できる壮大なものとなるだろう。
 九月五日(水)から十九日(水)まで、米子市立図書館二階で(0859-22-2612)戦前から現在までの登山の推移や山岳写真の名品が楽しめる。

 

木村草太先生鳥取へ


 9条改憲が危険水域に入ってきた。
鳥取県弁護士会は「憲法シンポジウム・憲法改正の要否と手続き上の問題点」を九月九日(日)14:00~17:00(開場13:30)基調講演木村草太氏(「報道ステーション」の歯切れ良い解説でおなじみ、首都大学東京教授)鳥取市のとりぎん文化会館・梨花ホールで。無料・申し込み不要。

 

その前にパレード


 「9・9弁護士会シンポを成功させる会」は右のシンポジウムを成功させ、「安倍9条改憲を許さない」ために同じ日9日のシンポジウムの前に12:45からJR鳥取駅前・風紋広場で「鳥取県民集会&パレード」の出発集会を開く。
 呼びかけ人は浜田妙子県議、錦織陽子県議、吉岡悟志(県高教組、松軒浩史(県生協連合会)ら十八名。集会のあと13:00からとりぎん文化会館までパレードを行う。
 全国で立憲主義回復の要求で結束が高まっている。成功させる会ではカンパも呼びかけている。

 

改憲秋提出反対多数


 共同通信の世論調査によれば、「次期国会に自民党改憲案の提出を目指すとの首相の意向」に対して賛成36.7%・反対49.0%で反対が上回った。「米軍普天間飛行場の辺野古移設の政府方針」は支持する40.3%支持しない44.3%とはんたいが上回った。

 

辺野古は基地移設?


 辺野古の基地計画は少なくとも1960年頃からあり、当時の設計図と現在の計画は殆ど同じだと言われる。政府は「普天間の基地返還が進まないのは辺野古反対があるからだ」と見せかけているが、実は普天間基地の危険性が大きな問題になる以前から、辺野古基地建設は考えられていた。辺野古の基地建設は単なる普天間の機能を移設するものではなく、基地機能の大幅な強化であり、基地負担の軽減にはならない。貴重な自然を破壊して、もっと強力な新基地が出来るということなら、危険性は増大すると言わねばならない。


(河中信孝)

↑ページ上部へ