あげそげコラム

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コラム掲載号:20180727

大山芸術祭in米子八月に

 大山開山一三〇〇年祭の一環として、大山山麓・米子市でこれをバックアップし、賑わいを創出したいと「大山芸術祭」実行委員会(事務局NPO法人幸伸)が企画、そのガイドマップでは…
 オープニングセレモニー(8/1水10:00~米子天満屋しんまち広場付近で)に続いて浜田准教授(鳥大医学部地域医療学)の講演と健康相談がある。
そして、8/11土10:00~天満屋しんまち広場で谷口教授(右に同じ)の講演と健康相談。11:00~「山の日セレモニー」として書道パフォーマンスが行われる。

 

 

 その前後いずれも8/1水から始まるイベントを列挙すると…シルクハウスで〈美協・新協〉の展示~14火まで丸京庵市民ギャラリーで「チャーチル会米子」の画展~11土天満屋バンケットルームで工芸・書~15水大山公民館でビスターレ~10金了春寺で書・工芸~10金米子コンベンションセンターで「夢に見た大山」フリッツ・カルシュ写真展~9木百花堂で大山365日写真展~3金
 また、8/3金~本通り商店街で子ども作品展示~12日曜(9木は定休日)8/8水~高島屋一階展示場で麓人会~14、と、目白押しのラインアップ。
 開催日時、場所、期間とも複雑で、主に8月上旬に集中しているので、計画的に鑑賞したい。(一部の書体を変えたのは読みやすくするため)

問合せ0859-36-8995

 

 

水道民営化の波紋

 

 週刊文春も報じたようだが、アサヒ芸能もこう書いている。
 「七月五日…我々国民全員の命に関わる一つの法案が衆院を通過した。水道法の改正案、いわゆる『水道民営化法』だ。中略 厚生労働省に問い合わせると、『報道では民営化と言われていますが、そうではなく運営権を民間に任せるということ』と説明するが、自由党の山本太郎参院議員は、『…運営権のみというが、事実上の民営化と変わらない』と…憤りを隠さない。」とある。
 しかし日本海新聞にはこの記事はない。
 米子市出身の世界的経済学者・宇沢弘文氏は、人が生きていく上に絶対欠かせないもの(社会的共通資本)は、それで利潤を上げる、つまり「市場原理」に委ねてはならない、特別の管理が必要だと、人の幸福を守る経済学を打ち立てられた。世界各地で料金高騰や水質悪化など深刻な問題を起こしている。外資系ファンドが「運営権を買って利益を吸うだけ吸ってあとは丸投げ」はご免蒙りたい。

 

(河中信孝)

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