あげそげコラム

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コラム掲載号:20180713

宇沢弘文博士の長女まりさん

 死はだれにでも平等に訪れるが、穏やかなそして納得できる最期を迎えるためには何が重要か…「老いる」ことを恵みととらえ、前向きに生きることにより、生き生きとした時間を過ごすことができるでしょう。
県民公開講演会「超高齢多死社会と向き合う―老いるという恵み―」講師は米子市出身で惜しくも四年前に他界された世界的経済学者・宇沢弘文博士の長女で、「宇沢国際学館取締役代表」であり、老いと死を考える「日本メメント・モリ協会」の代表理事でもある占部まりさん
二十二日(日)16:00~17:30ホテルワシントンプラザ米子=米子駅前。入場無料・申し込み不要。誰でも参加可。主催鳥取県保険協会。問い合わせ0859-24-3063

 

 

オペラ・ネズミの涙

 

 米子市民劇場9月例会は「オペラシアターこんにゃく座」公演「ねずみの涙」。物語の舞台は縁の下の戦場。主人公は、おんぼろバスであっちこっち前線を旅して回るテンジクネズミの「天竺一座」座員は父親、母親、息子、娘のたった4人の家族。

 

 

十八日(水)18:30~米子市公会堂大ホール侵入会員募集中。入会金千円、月会費二千三百円、学生千五百円高校生以下千円。
 劇中、「西遊記」の下座音楽に朝鮮半島の伝統打楽器音楽「サムルノリ」が不思議な共鳴を見せている。問合せ0859-33-8695

 

 

シャボン玉の魔術師

 

 イタリアから来日したミケーレ・カファッジさんが米子市淀江文化センター(さなめホール)で「シャボン玉のコンサート」を十六日(月・祝)14:00~。前売券大人千円、高校生以下五百円(当日券は二百円増し)。なお、「赤ちゃんと楽しめるコンサート」は朝10:30~同会場で。様々な理由でチケット購入が困難なご家庭、お子さんを無料招待します。詳しくは主催者まで。電話での予約、問合せは0858-22-1960

 

 

篆刻の小品展日吉津

 

 書画の作者を示す落款(らっかん)。完成させた作品に自作の落款を押す快感は経験した人ならではのものだろう。他に実印や蔵書印・風雅印などにも使用される。篆書(各種あり)や絵を石に彫るワザが篆刻。
 日吉津村の松岡泰則さんがヴィレステ日吉津(0859-27-0606日吉津村日吉津065-1)で「篆刻小品展」を開催中。その落款を押した作品群も。二十六日まで09:00~22:00(但し18:00~22:00は展示スペースのみに入場可)

 

(河中信孝)

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