2009年に米子市淀江文化センターではじまった「星空コンサート」は今回で十回目を迎えます。
今年も音の絵本制作委員会(鳥取大学名誉教授新倉健氏とチェリスト須々木竜紀氏)とよなご星の会さんのご協力により、聴いて・見て・学ぶ「星空コンサート」を開催します。
音楽演奏・星空解説
チェロ須々木竜紀さんとピアノ渡邉芳恵さんの星に纏わる名曲演奏です。十回目の今回は合唱団優喜さんも加わり、いつもと少し違うコンサートを楽しんでいただく予定です。
米子市児童文化センターのプラネタリウム解説でおなじみの笹尾解説員が次の、音の絵本「双子の星」に登場する実在の星や星座についてわかりやすくご紹介します。
音の絵本「双子の星」
音の絵本とは「親子で楽しめる朗読と室内楽による音楽物語」シリーズのことです。
本来、いわゆる〝ふたご座〟というと冬の大三角近くにある「カストル」と「ポルックス」という名の星になるのですが、今回ご覧いただくのは宮沢賢治の物語「双子の星」。天の川の西岸にある水精のお宮に住んでいる、青星のチュンセ童子とポウセ童子という心優しくひたむきな双子のお星さまのお話。朗読者は増谷京子さんです。宮沢賢治のお話に新倉健氏のメロディが乗るとどんな化学反応が起きるか…乞うご期待です!
天体観測会
ホールで聞いた星々を天体望遠鏡で実際に見ることができるかもしれません。毎年、楽しみにされている方が多い、よなご星の会さん協力の天体観測会です。この天体観測会のみ雨天・曇天は中止となります。
◆日時 | 七月二十一日(土)午後六時半開場 午後七時開演 |
◆場所 | 米子市淀江文化センターさなめホール |
◆チケット | 一般券五百円、高校生以下券三百円、親子ペア券(一般と高校生以下のペア)七百円(当日券は各百円増)で好評発売中です。 |
詳しくは米子市淀江文化センター
☎〇八五九-三九-四〇五〇までお問い合わせください。
(米子市淀江文化センター さなめホール
西尾 妃美子)