あげそげコラム

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コラム掲載号:20180309

カプリア祭十一日文化ホール

  • カプリア祭の足跡 チラシ表面
    カプリア祭の足跡 チラシ表面
  • カプリア祭の足跡 チラシ裏面
    カプリア祭の足跡 チラシ裏面

 男女共同参画というテーマを掲げての例年の取り組みだが、その目的をチラシにも書く必要のないほど、浸透してきたとの判断だろうか、まだ女性差別の存在を思わせる事態が多い世の中、展示等でこれらを訴える部分があれば嬉しいですね。

 

三月十一日(日)10:0015:30米子市文化ホール。開会後、ステージではまず合唱団「コール・凛」のコーラスや「カプリア祭の足跡」11:30登録団体発表「食品ロス紙芝居」や「女性と子どもの視点から考える(原発事故」避難計画」など。14:00~莞蕾の令嬢・加納佳代子さんの講演「未来へつながる平和の想い―画家・加納莞蕾」

 オープンスペースでは~15:00クイズズラリ―、食品販売、喫茶、物販、フリマ、試飲、試食、相談コーナー(ADHD ADD当事者と仲間の会)

 一階展示室では登録団体パネル展示、バルーンアート、帯無視日の展示、生け花展示など

 2階研修室①で~15:00行政相談。研修室②10:00えんかれっじスクール体験講座11:00臨床美術13:00なりたい自分になれる魔法の時間 問合せ0859-23-5419

 

 

生田長江セミナー十七日根雨で

 

 生田長江(ちょうこう)は日野町出身。明治・大正・昭和初頭まで、評論家・翻訳・創作と幅広く活躍し、例えば菊池寛からは「文壇の名パイロット」と評価された人。白つつじの会=生田長江顕彰会は今に効果を留める長江の事績を学んでいる。

 第二十五回目のセミナーは三月十七日(土)13:30~日野町山村開発センター(JR根雨駅前・日野町役場に向かって左手)2階で。

 今回の講師は飯田泰三さん(法政大学・島根県立大学名誉教授)演題は『生田長江の思想―ニーチェと超近代の思想を中心として―』先生は3年前島根県立大学副学長を退職され、現在は千葉市在住。今も毎月一回、島根県立大学浜田キャンパスに大学院生の指導に通われる。

 四十年前に東京大学大学院に提出された博士論文を現在も書き換える必要のある所はないので手を加えず昨年春に出版された。『大正知識人の思想風景―自我と社会の発見とそのゆくえ』(A5判四百六十頁)の大著である。その中にも三十四か所も長江が出てくるなど長江の思想を分析されている。問合わせ 090-5375-0716

 

(河中信孝)

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