なかなか気温が上がらず開花が進まなかった早春の花も、ようやく咲き進んできました。これから園内に少しずつ色が増えてきて、春の訪れを感じさせてくれます。
■頭上に広がる春の気配
まだ芽吹き前の樹木が多く、花が咲くと遠くからでもとてもよく目立ちます。東館裏では紅梅が見ごろを迎え、それに続いて白梅が咲き始めました。また回廊近くではパッと目を引く鮮やかな黄色のマンサクがご覧いただけます。
↑梅
■足元に広がる春の気配
頭上とは反対に、足元にもポツポツと早春の花が顔を出してきました。グレイスガーデンでは雪のしずくのようなスノードロップ、東館通りでは黄色や白色のクロッカス、東館外には濃いピンク色のシクラメンなど、一株が手のひらに収まってしまう可愛らしいサイズの花たちが姿を見せています。
↑スノードロップ
↑クロッカス
会場のフラワードームには約3500株のランが賑わいます。中央のホールには年間植栽テーマ「タイムスリップ」に合わせ、太古の時代にランが咲き乱れる森があった様子をイメージ。ヒカゲヘゴやシダ植物など青々しい葉が生い茂る中で存在感を放つランたちをお楽しみください。また毎年人気のコチョウランのトンネルが今年も登場します。「幸せが飛んでくる」という花言葉を持つコチョウランのトンネルを歩けば、まさに幸せが降り注いできそう。ぜひ体験してみてください。
↑コチョウランのトンネル
●米子洋らんの会展示会
らんまつりと同期間、フラワードーム内の研修室にて開催。個性的な姿のランも多数ご覧いただけます。
●江尻宗一洋ラン講演会
3月18日(日) 10時30分~/13時30分~ 毎年大人気の講演会。午前は実演を交えた管理方法、午後は自生地の様子をスライドでご紹介します。
詳しくはとっとり花回廊のホームページをチェック!
http://www.tottorihanakairou.or.jp
(とっとり花回廊)