あげそげコラム

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コラム掲載号:20180209

映画「サラエヴォの銃声」

 米子シネマクラブ二月の例会は第一次世界大戦の引き金になった「サラエヴォ事件」(1914年オーストリア=ハンガリー帝国の皇太子夫妻が暗殺された)の100周年を記念する式典がホテルで開催される時、これにまつわる群像の動きをダニス・タノピッチ監督が描いて、「明快かつ大胆!」「風刺に満ちた傑作!」と世界が絶賛した。2016年ベルリン国際映画祭で銀熊賞・審査員グランプリと国際批評家連盟賞をダブル受賞した。

 映画では「ホテル・ヨーロッパ」には、戦争についてインタビューするジャーナリストや賃金未払いをめぐってストライキを企てる従業員とそれを阻止しようとする支配人。それぞれ事情を抱える様々な立場2016年の人たちがいた。やがてホテル内に鳴り響いた1発の銃声から、皆の運命は大きく交錯していく。

 

218日(日)①14001900(2回上映時間85分)米子コンベンションセンター・小ホール。会員制、当日入会可。●入会金五百円 ●月会費大人・千円中高生・五百円。

問合せ090-8248-9810

➡【米子シネマクラブ

 

プラネタリウムの話

 

 米子市児童文化センターのプラネタリウムは相変わらず好評だ。

 通常の投影は休館の火曜日をのぞいて変わりないが、2月の投影イベントはダラズFMを聞きながら投影を見る「ラジオプラネタリウム」が十六日20:00(悪天候の時は十七日へ)オリオン座のガス星雲を観察する「オリオン大星雲を見よう」は十八日19:00おなかの赤ちゃんとお母さんが優しい音楽と満天の星空を楽しむ「マタニティプラネタリウム」は十九日10:30から。また、11時から団体で投影を見てどこかで昼食をとるというおしゃれな会も企画してはいかが?問い合わせ0859-34-5455

➡「米子市児童文化センター

 

憲法変えていいの?

 

 憲法改悪の狙いが迫っている。九条に自衛隊を書き加え、海外のどこでも戦争できる自衛隊に変更。「緊急事態条項」を新設して緊急事態を発令すれば総理大臣が法律と同じ政令を発せられ、基本的人権の制限も出来るなど問題。

 2・11憲法学習討論集会「本当に憲法変えていいの?―どうなる平和くらし教育」が二月十一日(日)13:3016:00ふれあいの里4階(資料代三百円)講師:龍谷大学丹羽徹教授(四月から二年間、法学研究科長)

問合せ0859-34-1996

➡【ふれあいの里

(河中信孝)

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