あげそげコラム

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コラム掲載号:20180209

資格試験に挑戦!


 私はベビーマッサージ教室&リラクゼーションサロンを自宅で経営しており、教室を開いてから5年が経ちました。教室に来てくださるお母様方から先生と呼んでいただくことが多いのですが、お母様方には看護師さん、お医者さん、助産師さん、保育士さん、幼稚園の先生、学校の先生など専門職の方も多く、そのような方々から先生と呼ばれてなんだか申し訳ないような気持ちでいました。先生と呼んでいただくからにはもっと自分に自信をもちたい、専門知識を増やしたい、という想いから保育士の資格取得を目指しました。

 保育士試験は筆記試験と実技試験があり、筆記試験は9科目、合格率約2割の難関です。科目数の多さと低い合格率に不安をもちながら勉強をはじめました。

 

 

~オトナの受験勉強~

 

 家事や育児、仕事をしながらの受験勉強は想像以上に大変でした。何より記憶力の悪さがネック。若い頃と比べると格段に記憶力が衰えていました。

 一年目は全科目合格できず、2年目の挑戦。試験間近には仕事をしながら毎日7時間もの猛勉強。そのかいあって昔から苦手だった歴史の年号や人物をたくさん覚えないといけない科目でもまさかの満点をとることができ、無事合格できました。

 筆記試験に合格したら実技試験にすすめます。実技試験ではピアノの弾き歌い・絵画・素話の中から2つ選んで受験します。私はピアノの弾き歌いと素話を選びました。ピアノは子供の頃9年間習っていたので自信があったのですが、弾き歌いとなると難しい。大きな声で歌うのに悪戦苦闘です。素話は絵本や道具を使わずにお話を表現します。とにかく保育士?女優?になりきって登場人物の声など変えながら楽しくお話をしないといけないのですが、なかなか女優になりきれず、ひたすら練習に励みました。

 

 

~試験当日のピンチと結果~

 

 試験前日、なんだか声の調子がよくないなぁと思っていると当日本格的に風邪をひいてしまいまさかの声がでない、という大ピンチに。素話はなんとかいつもより1トーン低い声で話し終えたものの、弾き歌いでは高いところの声がほぼ出ない状態でガ~ン。やるだけはやった、と気持ちを切り替えて合格発表を待つことに。1ヶ月と少し経った頃はがきが届き、あけてみると無事合格していました。

これから保育士と名乗れることでひとつ自信をもつことができるようになれるかな。

 まだまだ自宅教室とサロンを続けていきたいと思っていますが、いつか将来保育士として働いてみたい、という欲もでてきました。これから先、自分にどんなことができるか、どんな未来を切り開いていけるのかとても楽しみです。

 

Bebimaship(ベビマシップ)

渡辺久美

☎0859-30-2554

〒683-0004 米子市上福原 659-58

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